ミライスカート、ファンに呼び掛け「新しい歴史が始まる」

児島真理奈のソロユニット・ミライスカートが9月29日、東京・品川にある東京アイドル劇場で定期公演を開催した。

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近年の東京公演ではレアだった「コ・イ・ハ・カ・プ・チ・ー・ノ」をオープニングで披露した後、名曲「Rocket Love」へ。

観客の手拍子が見事にそろい、児島の歌声もさえわたり、声が生き生きとして、伸びやかで華やかな印象だ。

続いては、9月7日の鉄道イベント「ラピート・スーパーシートで行く！関西空港機内食工場見学ツアー」で初披露された新曲「パッセンジャー」を、東京で遂にパフォーマンス。

新しい風景を見る喜び、新しい世界に飛び出していくスリルを描いたような、軽快なポップ・チューンだ。

サビ部分ではオーディエンスが手を振り、「実はみんなこの曲を事前に聴き込んで、ハンドクラップや振りを練習したのではないか？」と思えるほどの一体感を示した。

ミライスカートの原点である「ナモナイオト」、さらに「鉄則Aライン」を経て、“この2年半ぐらいのテーマソングです”という前置きの後、「逆境ガール」へ。

歌の間に“逆境を乗り越えたんです”と力強く語り、オーディエンスからにさらに熱い声援を引き出した。

「新しい曲を皆さんにどんどん届けていけるように頑張りたい」と語る児島。

10月13日(日)には、大阪MUSE BOXで児島エンターテインメント主催の一大ライブイベント、Final Episode 第一弾も開催される。

出演はミライスカート(代表児島・ふりかけ大使・まりちゃん)、そしてゲストにYes Happy!という面々。

そこでは約2年ぶりの新作CDも販売、さらにものすごくうれしいお知らせ(児島にとって、一つの夢の実現でもあるという)も直接発表される。

「1年に1回、わがままをきいてもらえて、遠征で私に会ってくれる予算があるなら、ぜひ10月13日に来てほしいなと思っているぐらい、この日は大切な日です。この日以降、ミライスカートは新しい歴史が始まると思っています」と呼び掛けた。

東京での定期公演も12月まで延長になった。次回は10月27日(日)に行われる。

（ザテレビジョン・ テキスト＝原田和典）