元チャオベラ諸塚香奈実＆後藤夕貴、アイドル時代の“思い出の手紙”語る「巻物で…」

　元チャオ ベッラ チンクエッティの諸塚香奈実と後藤夕貴が17日、都内でダブル主演する朗読劇『Greif～TEGAMI～2～』の取材会に出席。思い出の手紙についてトークした。

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　昨年7月に行われた「気持ちを伝える」をテーマにした朗読劇の第2弾。前回に続き、Aチームで主演を務める諸塚は「前作と続いていて、過去の話になっています。手紙の良さや、物語が終わったときに温かい気持ちになれるような作品になっています」と紹介。Bチームで主演し、今作で初めての座長を務める後藤は「前回も参加させていただいた。その時はもろりん（諸塚）と同じチーム。今回は1個、昇格しました」とはにかんでいた。

　作品にちなみ“思い出の手紙”の話題で、諸塚は「このお仕事柄、ファンの方から手紙をもらうことがすごく多い。12年間やっていたアイドルグループの中で挫折しそうになったことがたくさんあった。いろんなアイドルが出てきて『このままでいいのか』という瞬間があったときに『もろりんが歌ってくれる歌が好き』とか『もろりんをずっと応援したい』というファンからの手紙は、今に至るまでの励みになっている。自分を応援してくれる人がいるんだと思えるから、今もこうしてこの場にいられるのかな」としみじみを語った。

　後藤も「もともと歌を歌っていて、私たちの歌で元気をもらったという手紙があった。印象に残っているのは『いろいろ挫けそうなこともあったけど、就職活動頑張ります』という前向きなお手紙。自分たちが発信することで前向きになってくれる方がいるのを、手紙を通して実感できた」と感慨深い思い出を口に。そして「これからも何か前向きに進んでもらえるような活動をしていかなきゃ」と決意を新たにした。

　インパクトを残した手紙もあったそうで、諸塚は「巻物で手紙をもらいました。今の時代に巻物ってあるんだって思った」と苦笑い。内容は「いい人を見つけてね」や「結婚して幸せになってほしい」と個人的なエールで「毛筆でしたね。字も、すごくきれい。印象的でした」とアイドル時代を懐かしんでいた。

　取材会には小林みくり（littlemore.）、上原歩子、江守沙矢、只埜なつみ、あゆみ（あゆみくりかまき）、琴海りお（Origamillio(n)）、岩崎真奈、黒川鮎美も参加した。

　『Greif～TEGAMI～2～』は20日から24日まで、荻窪・オメガ東京で上演される。