パナソニック、LED電球の国内出荷累計が1億個を突破

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引用元:Impress Watch
パナソニック、LED電球の国内出荷累計が1億個を突破

 パナソニック ライフソリューションズ社は、2009年10月21日にLED電球の第1号を発売して以来、10年4カ月で、国内出荷累計が1億個を突破したと発表。

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 同社は1936年9月21日に白熱電球第1号を発売(当時、ナショナル電球株式会社)。その時代にあったあかりを開発してきたという。

 2009年10月には、同社初のLED電球を発売。以来、10年4カ月で国内出荷累計1億個を突破したという。

 その際に発売されたのが、発売当時業界No.1の省エネを実現した白熱電球40形相当のLED電球。同電球は、光が下に集中する下方向タイプだった。

 2011年3月には、白熱電球とほぼ同じ光の広がりを実現した「全方向タイプ」(白熱電球40形相当の明るさ)を発売。

 その後、同年9月には「全方向タイプ」で白熱電球60形相当の明るさを実現し、主照明にも使えるようになった。

 また同年10月には、独自のCMT(Center Mount Technology)で、白熱クリア電球のフィラメントの輝きを再現した「クリア電球タイプ」を発売。

 2012年10月31日には、一般的な白熱電球の生産を終了。

 2015年10月には省エネ法(トップランナー制度)基準を達成し、色の再現性を向上させた「プレミア」シリーズを発売。その後、2017年10月には「プレミア」シリーズをさらに進化させ、白熱電球と同等サイズを実現した。

 2019年6月には、省エネや光の広がり、小型化だけでなく、色の見え方などの「光の質」にこだわった「プレミアX」シリーズを発売。電球色・温白色・昼白色・昼光色の4光色をラインアップした。

 また、2016年12月から「保証制度」を導入。購入日から5年間、不点灯などの故障があった場合に、無料で交換するとした。

 そのほか、LED電球の普及のため、同社は「あかり交換活動」を展開。世界遺産の「嚴島神社」や「白川郷」「清水寺」、「浅草仲見世商店街」などにLED電球を提供してきたという。

 同社は、こうしたLED電球の総合力が評価され、一般家庭はもちろんのこと、ホテルや店舗など商業施設のビジネスユーザーにおいてもLED電球の普及が進み、このたび国内出荷累計1億個を突破することができたとする。

 さらに、「当社は今後も品質に妥協のないLED電球で、より一層のあかり文化向上に貢献してまいります」とコメントしている。 家電 Watch,河原塚 英信

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