結成9周年のLinQ 卒業生は九州で活躍中

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結成9周年のLinQ 卒業生は九州で活躍中

 九州を拠点に活躍中のアイドルグループ、LinQは17日に結成9周年を迎える。創設時からのメンバーは、吉川千愛(26)と高木悠未(22)の2人となった。一方、グループを卒業した1期生は多方面で活躍を見せている。原直子(31)は、KBC九州朝日放送の「アサデス。KBC」(月~金曜、午前6時から)でこの春からニュースを担当する。

 「アサデス。KBC」では2013年から主に芸能コーナーやリポーターを担当。アナウンサーの経験はないが、この春からニュースを担当することになった。3月30日にデビュー。「久しぶりに緊張して、アサデスに出始めたころの初心を思い出しました。スッと内容が入ってくるような伝え方をできるようになりたいです」と意気込んでいる。

 KBCのアナウンサーから発音、発声などの指導を受けて臨んだが「あまりのふがいなさに泣きました」。それでもニュース番組を見てアナウンスを独学し、同じように発音するレッスンを繰り返した。

 「アサデス。KBC」の取材で忘れられないことがある。17年7月に九州北部豪雨で大きな被害を受けた福岡県朝倉市を、発生直後から現地でリポートした。

 「メディアはなぜこんな時にこぞって被災者を取材するのか。そっとしておけばいいのに」

 自問自答した。ただ、今年3月、12年7月の九州北部豪雨で被害が大きかった星野村を訪れた時に、考えを改める出来事があった。味噌などを作り、飲食店を営んでいる夫婦に話を聞いた。「お母さんは、みんなを笑顔にする名人のような人でした。一言でも本音を話してくれている映像があれば、もっと防災の大切さが伝わると思ったんです。だから災害の時こそメディアが必要なんだ」と思いが変わった。

 LinQ時代は副リーダーとしてグループを支えた。17年に卒業した古巣について「私がいたころよりパフォーマンスのレベルが上がっている」と感じている。1期生として残る吉川と高木には「9年もLinQを支えていることは本当に凄いこと。本当に偉いぞ!って伝えたいですね」とエールを送った。

 原自身はエンターテインメント集団「トキヲイキル」のメンバーとして舞台でも活躍している。「アナウンスの勉強をもっと頑張って、私からトキヲイキルを知ってもらう人が増えてほしいです」と目を輝かせた。

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