選手一丸 攻撃貫く アクア V1残留

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引用元:北日本新聞
選手一丸 攻撃貫く アクア V1残留

■最後まで集中力切らさず

 来季もトップリーグでプレーしたい-。選手全員が強い願いを集中力に変え、残留をつかみ取った。13日に山口県であった女子バレーボールVリーグ1部(V1)残留プレーオフ最終戦。KUROBEアクアフェアリーズは、レギュラーシーズンにストレート負けを喫した姫路相手に快勝し、残留を決めた。

 これまでの試合ではアタックをエースのリーに頼る場面が目立ったが、この日は他の多くの選手も攻撃の主役となった。舛田はブロックの隙を突く強力なスパイクを次々と決め、間橋はサイドから相手のワンタッチを誘う攻撃を連発。綿引、雪丸は的確なブロックや移動攻撃で得点を上積みした。主将の丸山も要所でリリーフサーバーとして登場し、相手の陣形を乱すサーブを放った。

 レギュラーシーズンは1勝20敗と負けがかさみ、ストレスがたまる状況が続いた。そんな中でも選手たちは支え合ってプレーオフを迎え「絶対に残留しよう」と気持ちを一つにしていた。結果、12、13日と今季初の連勝を飾り残留を決めることに成功。丸山は「最後まで気持ちを切らすことはなかった。気持ちで勝った」と勝因を口にした。 ただ、レギュラーシーズンで1勝しかできなかった事実は重く受け止めている。「来季に向け、もう1回やることを明確にして一から頑張りたい」と丸山。勝利に飢える日々を繰り返さないため、徹底的に自分たちのプレーを見直すつもりだ。

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