「悔いはない やりきりました」 HKT朝長美桜が涙の卒業ライブ

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「悔いはない やりきりました」 HKT朝長美桜が涙の卒業ライブ

 HKT48チームK4の朝長美桜(21)が15日、福岡市・天神の西鉄ホールで開かれた劇場公演で、ファンの声援に背中を押されながら、グループを卒業した。

2015年の選抜総選挙で自己最高の21位に入った朝長美桜

 2012年9月に2期生としてデビューした朝長は、翌年2ndシングル「メロンジュース」でWセンターの一角に抜てきされ話題に。3rdシングル「桜、みんなで食べた」でも田島芽瑠と2作連続でセンターを務め、グループの看板として活躍した。

 卒業公演では、冒頭から歌えなくなるほど涙する田島を励ましながら、笑顔でパフォーマンス。ファンの盛大なコールに包まれ「前しか向かねえ」など19曲を披露した。

 アンコールでは、田島と「思い出のほとんど」をデュエット。盟友と顔を見合わせながらかみしめるように歌い、顔をくしゃくしゃにして泣いた。「すごく楽しくて濃い7年だった。HKTに悔いはない。やりきりました」。きっぱりと言い切った。最後に「桜、みんなで食べた」を熱唱し、グループを巣立っていった。(古川泰裕)

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