イヤミな上司役などが話題となり、今では名バイプレーヤーとして数々の作品に引っ張りだこの木下ほうか。どこか強面な印象もあるが、その素顔は意外や多趣味!? 仕事からプライベートまで、彼の知られざる一面を密着取材で大公開!
【写真】木下ほうかに2ヶ月密着! ドラマ撮影現場では藤井隆と“ほっこり担当”に(全14枚)
NGとか出してられません密着のスタートは、NHKドラマ10『ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~』(NHK総合)の現場から。昨年初秋のまだ暑いさなか、ちょうど昼時の控室で、出番を待ちながらテレビモニターで収録中の映像をチェック。
「こうやって楽屋ではモニターをまじまじと見てしまうけど、自分も逆に(収録中)出演者さんに見られていると思うと、ものすごく恥ずかしいんですよ。NGとか出してられません。いや、出すけどね(笑)」
木下ほうかといえば、『痛快TV スカッとジャパン』(フジテレビ系)の“イヤミ課長”で大ブレイク。
2014年に話題となった連ドラ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(フジテレビ系)での意地悪な夫役でも注目を集めたこともあって、“いけず”なイメージを思い浮かべる人も多いかもしれないが、そればかりではない。
その演技力は昔から定評があり、個性あふれる存在感も相まって幅広い役を演じ分け、名バイプレーヤーとして重宝され続けてきたのだ。
藤井隆さんと撮影中の“ほっこり担当”に現在はドラマ『アライブ がん専門医のカルテ』(フジテレビ系 木曜22時~)に出演、重要なポジションである腫瘍内科部長・阿久津晃を演じている。撮影現場におじゃましてみたら、ブツブツ言いながら廊下を歩いていた。“ほうかさん!”と声をかけてみると、
「ジャマせんといて。今、役に没頭してるんだから」と、険しい表情を見せたかと思いきや、「というのは冗談で(笑)」と微笑み、こう続けた。
「医療ドラマは専門用語が頻発するから緊張感が漂いがちなんだけど、この作品では僕と藤井隆さんが緩和する役となろうと。ふとほっこりする場面を作ろうと、彼と作戦会議してます」
この冬は他ドラマの出演や映画の公開も控えている木下。多忙な毎日のリフレッシュ法は、バイク仲間であるお笑い芸人とのツーリングや、最近始めた“サバゲー”。
「あともうひとつの生きがいが、去年から始めたキックボクシングです。毎週、俳優仲間と集まって区民会館でやってるんですけど、大学のとき、空手部だったから身体が覚えていて年齢のわりには動けてます」
練習後は“打ち上げ”と称して飲みながら交流を深める。
「僕は10代でそこそこ不良でしたけど、ほぼ見かけだけで、25歳まで酒もタバコもせえへんかった。今はお酒飲んで、みんなで演技論とか恋愛論とかするのも楽しい。結婚? 僕は結婚したら絶対に離婚したくないから、慎重です。そのへんの話になると、後輩たちに論破されることになるんやけど」
独特な話しっぷりである“ほうか節”は、どこか落ち着く。それが人気のひとつなのだろう。
「まあ、またぜひ取材しに来てくださいな」
最後に手を振ると、後輩たちと談笑しながら駅に消えていった木下。またその素顔を、のぞき見したくなる──。
木下ほうか、“いけず”なイメージと裏腹に「離婚したくないから、結婚は慎重です」【アイドル総合】
引用元:週刊女性PRIME
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