グランドスラム初優勝のケニンが7位でアメリカ人トップに [女子テニス]【アイドル総合】

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グランドスラム初優勝のケニンが7位でアメリカ人トップに [女子テニス]

 女子のオーストラリアン・オープン優勝者であるソフィア・ケニン(アメリカ)がそのグランドスラム初タイトルのおかげでキャリア最高のWTAランキング7位に浮上し、アメリカのナンバーワンとなった。

オーストラリアン・オープン2020|トーナメント表

 フロリダに住む21歳のケニンは土曜日の決勝でガルビネ・ムグルッサ(スペイン)に4-6 6-2 6-2で逆転勝ちし、2008年のマリア・シャラポワ(ロシア)以降でもっとも若いオーストラリアン・オープン女王となった。

 オーストラリアン・オープン3回戦で敗れたセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)が9位のままであるため、ランキングの階段を8段上がったケニンは自身が“アイドル”と崇めている選手を追い抜いた。

「まだピンとこないわ。すべてはぼんやりしている。起きたことが信じられないの。ただただ素晴らしいわ。アメリカのテニスのために何か素晴らしいことをやっていると感じている。本当に名誉なこと」とケニンはコメントした。

「私はセレナを観て育った。彼女の動向、彼女が勝ってきたグランドスラム大会をずっと追っていた。彼女より前にいるというのは特別な感慨よ。すごく興奮し、ワクワクしている。フェドカップで彼女と同じチームに属し、戦うのが待ち遠しくて仕方がない」

 アメリカはワシントン州エベレットで行われる来週のフェドカップで、ラトビアを迎え撃つ。

 アシュリー・バーティ(オーストラリア)はオーストラリアン・オープン準決勝でケニンに敗れたものの、世界ランク1位の座を維持した。シモナ・ハレプ(ルーマニア)はやはり準決勝でムグルッサに敗れたが3位から2位に浮上し、カロリーナ・プリスコバ(チェコ)と順位を入れ替えた。ここ6年で初めてノーシードとしてグランドスラム大会に臨んだムグルッサは32位から16位に浮上し、トップ20に返り咲いた。

 2019年オーストラリアン・オープン・チャンピオンの大坂なおみ(日清食品)は3回戦で15歳のコリ・ガウフ(アメリカ)に敗れたあと、4位から10位に下降した。初出場のメルボルンで2週目まで勝ち残ったガウフは、67位から51位に順位を上げている。

(APライター◎ハワード・フェンドリック/構成◎テニスマガジン)

MELBOURNE, AUSTRALIA – FEBRUARY 02: Sofia Kenin of the United States poses with the Daphne Akhurst Memorial Trophy after winning the 2020 Australian Open Women’s Final, at Yarra River Boathouse Drive on February 02, 2020 in Melbourne, Australia. (Photo by Graham Denholm/Getty Images)

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