「勝たなければ」 河本結が心強い相棒とともに狙う優勝 スロープレーの“洗礼”もノープロブレム! 

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「勝たなければ」 河本結が心強い相棒とともに狙う優勝 スロープレーの“洗礼”もノープロブレム! 

<ISPSハンダ・ヴィック・オープン 事前情報◇5日◇13th ビーチゴルフリンクス(オーストラリア)◇6276ヤード・パー72>

河本結、渋野日向子、原英莉花…黄金世代6人がドレス姿で集結!

米女子ツアーでの自身2戦目を迎える河本結が、オーストラリアで行われる大会を前にコースの印象などを語った。デビュー戦となった「ゲインブリッジLPGAアット・ボカ・リオ」は8位タイと、いきなりのトップ10でフィニッシュ。そこでは思わぬペナルティが下されるアクシデントもくらったが、明確な目標とともに今週、来週の2連戦に挑む。

デビュー戦終了後に一度米国を離れ、日本での短い骨休めを終えた河本は、オーストラリア入りし、すでにコースの感触も確かめた。「風が強くて、乾燥している」という今週の舞台については、「トリッキーなホールが多いけど、距離は比較的短い。風が吹いたらものすごく難しいけど、風が無ければアンダーが出ると思います。4日間でどちらのパターンもあると思うし、戦略性のあるコース」とその印象を語った。

そんな4日間をともに戦う“相棒”として、今週は「スーパーキャディさん」と河本が信頼を寄せる人物を指名した。それが清水重憲キャディだ。ゲインブリッジでは現地のハウスキャディを起用したが、今回は勝手知ったる人物とのラウンド。「頼っていこうかなと思います(笑)。 前戦は楽しむというか、自分が出来ることを精一杯やることが目標でしたが、(清水氏とのラウンドは)優勝を目指す気持ちになりますね。五輪に向けては優勝が必要ですし、勝たなければいけない。優勝を目指させるパートナーだと思います」。ここから本格的な臨戦モードに突入する。

好成績を残した米ツアー初戦では、最終日にスロープレーで5000ドル(約55万円)のペナルティがくだされ、後味の悪さも残した。だが、これについては「ペース配分が分かっていなかっただけで、プレー自体は悪くなかったと思います」と、すでに自身のなかで消化済み。そしてこの面でも、「今週大きく違うのはキャディさんがサポートしてくれる点。プレースピードにも大きく関わってきますし、気にしていません」と潤滑なコミュニケーションが図れる清水氏の役割に期待する。「まあ、(ペナルティは)洗礼かなと思っています(笑)」と、すでに“過去の話”だ。

このオーストラリア2連戦で目指すのは、「ここで決めたい」という今季の海外女子メジャー初戦「ANAインスピレーション」(4月2日開幕、米カリフォルニア州)の出場権だ。現在の河本がここに出場するためには、『前週までの米女子ツアー優勝者』、『本大会開催直前までの、今季米女子ツアー賞金ランク上位20名(タイを含む)』、『3月3日時点での世界ランク上位30名』のいずれかをクリアする必要がある。優勝なら文句なしだが、賞金ランクも現在17位タイにつけていることもあり、少しでも“貯金”が欲しいところ。さらにその先に見据える東京五輪のためには、現在59位で日本勢5番手につける世界ランクも大きく上げる必要がある。

「勝たなければいけない」。強い決意を抱く米ツアーメンバーの河本が、オーストラリアで最上級の活躍を狙う。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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