【東京大賞典】オメガパフュームが史上４頭目の連覇達成！

　１２月２９日の大井１０Ｒで行われた第６５回東京大賞典（ＧＩ、３歳以上オープン、定量、ダート・右２０００メートル、１３頭立て、１着賞金＝８０００万円）は、ミルコ・デムーロ騎手騎乗の２番人気オメガパフューム（牡４歳、栗東・安田翔伍厩舎）が中団でレースを進めると、直線早めに抜け出しそのまま先頭でゴール。２００４、０５年のアジュディミツオー、１０、１１年のスマートファルコン、１３、１４年のホッコータルマエに次ぐ史上４頭目の連覇を達成。２０１９年の競馬を締めくくるダート競馬の大一番を制した。タイムは２分０４秒９（稍重）。

　２着はノンコノユメ（５番人気）、３着にはモジアナフレイバー（４番人気）が入った。なお、１番人気に支持されたゴールドドリームは４着に敗れた。

　東京大賞典を勝ったオメガパフュームは、父スウェプトオーヴァーボード、母オメガフレグランス、母の父ゴールドアリュールという血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、馬主は原禮子氏。通算成績は１５戦７勝（うち地方５戦３勝）。重賞は２０１８年シリウスＳ・ＧＩＩＩ、東京大賞典・交流ＧＩ、今年の帝王賞・交流ＧＩに次いで４勝目。東京大賞典は安田翔伍調教師、Ｍ．デムーロ騎手ともに昨年に次いで２勝目。