カントリー・ガールズ全員卒業 愛と涙のラスト・コンサート

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引用元:CDジャーナル
カントリー・ガールズ全員卒業 愛と涙のラスト・コンサート

 ハロー!プロジェクトに所属するアイドル・グループ、カントリー・ガールズが12月26日(木)東京・LINE CUBE SHIBUYAにて行なわれたワンマン・ライヴ〈カントリー・ガールズ ライブ 2019 ~愛おしくってごめんね~〉をもって活動休止、在籍メンバー4名(山木梨沙、森戸知沙希、小関 舞、船木 結)がグループを卒業しました。メンバーの加入・卒業、他グループとの兼任など、波乱万丈のグループでしたが、最後まで“かわいい”を更新し続け、愛あふれるステージを届けてくれました。

 デビュー曲「愛おしくってごめんね」から始まり、発表時より小芝居に深みを増した「わかっているのにごめんね」、山木の歌い出しが胸に響く「ピーナッツバタージェリーラブ」、「シャイニング愛しき貴方」「BYE BYE 最後の夜」などカントリー娘。の名曲の数々、大爆笑の“SEXY”VTR明けの「色っぽい女~SEXY BABY」(めずらしく黒い衣装)、船木のハスキーな声が映える「ブギウギLOVE」、おしゃれで小粋な「待てないアフターファイブ」、あらためて名曲「恋はマグネット」ときて、「恋泥棒」「妄想リハーサル」「浮気なハニーパイ」で会場は大爆発。本編最後はつんく♂作詞・作曲、船木が振り付けの「ずっとずっと」で終了。アンコールをそれぞれの思いを込めたドレスで登場した4人は梁川奈々美の卒コンを彷彿とさせる「気ままな片思い」~カントリー4人ヴァージョンの「アイドル卒業注意事項」を披露するなど最後まで愛と笑いと涙のカントリー劇場となりました。メンバーから最後の挨拶としてそれぞれの思いを語り、ファンが号泣する中、最後の最後は「VIVA!!薔薇色の人生」。笑顔でカントリー・ガールズを締めくくりました。“未来しかなくてごめんね!”“私なら大丈夫です 薔薇色の人生”“みんなも最高です 薔薇色の人生”。こんな言葉でしめくくられた“愛おしすぎる”卒業コンサートとなりました。

 なお、山木はハロー!プロジェクト、兼任グループのカレッジ・コスモスも卒業し、芸能活動を引退。小関 舞はハロー!プロジェクトを卒業、芸能活動を継続。船木 結は2020年3月をもってハロー!プロジェクト、兼任グループのアンジュルムを卒業、以降芸能活動を休止。森戸知沙希は兼任しているモーニング娘。のメンバーとして引き続き芸能活動を継続すると発表されています。

[オフィシャル・レポート]
 カントリー・ガールズが、12月26日(木)に東京・LINE CUBE SHIBUYAにてワンマン・ライブ〈カントリー・ガールズ ライブ 2019 ~愛おしくってごめんね~〉を開催。同公演をもってグループは活動休止に入り、在籍メンバー4名全員がグループを卒業した。2014年11月5日にカントリー娘。の里田まいをスーパーバイザーに迎え、結成されたカントリー・ガールズ。プレイング・マネージャー兼任の嗣永桃子を含む6名でスタートしたグループは、メンバーの加入、卒業、他グループとの兼任などを経て2019年3月から現体制4人(山木梨沙、森戸知沙希、小関舞、船木結)での活動となった。

 この日はチケットも完売し、LINE CUBE SHIBUYAに約1800人が集結。ライヴの模様は全国27ヶ所の映画館にライヴ・ビューイングで生中継され、dTVチャンネルでも生配信された。また、本ライヴはハロー!プロジェクトの試験的取り組みとして、スマートフォン・携帯電話での撮影が可能となっている。撮影したライヴ写真をSNSで共有する際の推奨ハッシュタグは“#country_girls”。

 カントリー・ガールズは活動5年間の集大成ともいえる全23曲を披露した。ライヴは1stシングル曲「愛おしくってごめんね」からスタート。カントリー・ガールズの持ち味である“かわいさ”を細部まで計算・追求した振り付けと、マイペースさを漂わせる明るいパフォーマンスで1曲目から会場の熱量を急上昇させた。「1曲目から声援がものすごくって嬉しいです!」と山木。また森戸はグループ初期から2年半ほどトレードマークにしていたポニーテールを復活させ、声援を浴びる。自身の持ち曲に加え、ルーツであるカントリー娘。曲も交えながら、中盤ではグループ内でしばしば発生する“セクシー対決”もVTRで取り上げ、「Good Boy Bad Girl」など色っぽいナンバー3曲を披露。MCでもメンバーから過去の対決エピソードが語られ、トークに会場からもついつい笑いが湧き起こった。

 後半戦では切ない恋愛ソングのブロックを経て、弾けるような王道アイドルポップスを連発。本編ラストには12月4日発売のアルバム『カントリー・ガールズ大全集①』に収録されている新曲「ずっとずっと」で締めくくる。暗転後に溢れた“カントリー”コールをうけ、アンコールでは4人がそれぞれ異なるドレス姿で登場した。そのまま、「アイドル卒業注意事項」でパフォーマンスをしながら代わる代わるファンへの手紙を読み上げていく4人。幸せなメロディにのせて涙するメンバーたちが、曲後にはそれぞれの口からファンへの気持ちを伝え卒業の挨拶にかえた。リーダーの山木梨沙が「私はこの幸せな空間が大好きなので、最後まで幸せいっぱいに過ごしていきたいと思います。本当にありがとうございました」と自らの挨拶を終えたあとには、「この曲で一つになりましょう」と会場へ呼びかけ、「VIVA!!薔薇色の人生」で現体制ラストパフォーマンス。卒業を惜しむファンたちの大きな声援に、最後は4人が生声で「ありがとうございました!」と感謝を伝え、4人の卒業公演は終演となった。

 メンバー4人はそれぞれ、グループ卒業後の動きも既に発表されている。山木梨沙はハロー!プロジェクト、兼任グループのカレッジ・コスモスも卒業し、芸能活動は引退。小関 舞はハロー!プロジェクトも卒業、芸能活動を継続。船木 結は2020年3月をもってハロー!プロジェクト、兼任グループのアンジュルムを卒業、以降芸能活動を休止。森戸知沙希は兼任しているモーニング娘。のメンバーとして引き続き芸能活動を継続する。グループとしてのカントリー・ガールズは今後、メンバーを一新しての再始動の可能性があることを既に発表している。

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