SUPER☆GiRLSが語る約4年ぶりアルバムとメンバーの成長「“今のスパガが一番いいね”と言ってもらえるように」<インタビュー>

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SUPER☆GiRLSが語る約4年ぶりアルバムとメンバーの成長「“今のスパガが一番いいね”と言ってもらえるように」<インタビュー>

4期メンバーが加入し、2019年1月に第4章に突入したSUPER☆GiRLS。10周年を迎える2020年に向けて、シングルリリースのほかに写真集の発売やメンバー全員センター曲連続発表など、多くのチャレンジをおこなってきた。その集大成として12月25日に5thアルバム「超絶★学園~ときめきHighレンジ!!!~」をリリース。待望のニューアルバムのこと、そして今年の活動について、リーダーを務める2期の渡邉幸愛、3期の阿部夢梨、そして4期の坂林佳奈、井上真由子、樋口なづなに話を聞いた。

【写真を見る】リーダー渡邉幸愛のミニスカ美脚SHOT!(ほかメンバー全員撮り下ろしグラビア32枚)

――待望のアルバム「超絶★学園~ときめきHighレンジ!!!~」が完成しましたね。

渡邉幸愛:はい。7月から12月までメンバー全員センター曲を連続発表していて、今回のアルバムはその集大成となる作品です。こんなふうにメンバー全員のセンター曲が聴けるアルバムってアイドル界の中でもなかなかないと思うんです。第4章になってからリリースした3枚のシングル曲も収録されていて、ラストには「夢限大FOREVER」という新しい曲も収録されています。ポップな曲からちょっと落ち着いた雰囲気の曲、今時な曲などがギュッと詰まっていて、自分たちでも自信をもってお届けできる1枚になりました。

阿部夢梨:私は3期メンバーとして加入してから3年半ぐらい経つんですけど、実は初めてのアルバム参加なんです。アルバムを出すことが目標というか憧れでもあったので本当にうれしいです! アルバムはいろんな曲を覚えたりしないといけないので大変だということは聞いていて心の準備はしてたんですけど、10曲以上レコーディングして、それに加えて今回は全曲MV撮影もあったので想像以上に大変でした。怒涛の半年間でしたね。

――去年の12月に加入した4期メンバーにとっても怒涛の1年間でしたね。

坂林佳奈:ビックリすることばかりです。メンバー全員それぞれのフィーチャー曲を出すというのを聞いたのも加入してちょっとしか経ってない時で「え!?」って感じでした。後ろで踊っていると安心感がありますけど、いざセンターに立つと他のメンバーが見えなくて、見えるのは前だけで。すごく不思議な感覚でした。

――坂林さんのセンター曲「情熱RUNNER」はどんなところがお気に入りですか?

坂林:もう全部ですね。私は陸上部だったので「走ることをメインに曲を作ろうと思っている」と聞いた時、すごくうれしかったです。ミディアムテンポのロック系の曲で、振り付けの先生が陸上に関連する動きを振りに取り入れてくださったり、MVでも走っていたり、全力感があるので私らしさを感じてもらえるんじゃないかなって思っています。

――井上さんのセンター曲は12月発表の「夜空にMerryX’mas」です。

井上真由子:歌詞にキュンってするようなピュアな恋愛のフレーズがあって、私もキュンとしましたし、女の子に共感してもらえるんじゃないかなって思います。きっと男性の方もキュンとしてくれると思います。

――樋口さんの「White Melody」は全員センター曲連続発表の第1弾でしたね。

樋口なづな:はい。最初ということでどうやっていくのか手探り状態だったので、緊張しながらのレコーディングとMV撮影でした。加入してちょっとしか経ってないんですけど、加入後初めてのシングルだった「コングラCHUレーション!!!!」と比べて成長したねってたくさんの方に言ってもらえて、短期間で成長できたことに自信が持てました。

――阿部さんは、6月発売の22ndシングル「ナツカレ★バケーション」と、全員センター曲連続発表の中で9月にリリースした23rdシングル「片想いのシンデレラ」のセンターを務めましたが、シングルのセンターに対するプレッシャーはありましたか?

阿部:最初にセンターを務めさせていただいた「ナツカレ★バケーション」の時はプレッシャーに押しつぶされそうになりました。でも、ファンの人たちが応援してくださったので、次の「片想いのシンデレラ」では自信を持って務めることができたかなと思います。

――渡邉さんのセンター曲はアルバムの表題曲でもある「ときめきHighレンジ!!!」です。

渡邉:「ナツカレ★バケーション」やスパガの代表曲でもある「ラブサマ!!!」を作った多田慎也さんが作ってくださった曲です。“ハイレンジ”って音楽用語で“高音域”という意味なんですけど、今いろんなことをさせてもらっていて、10周年に日本武道館に立ちたいという気持ちで頑張っているスパガの状態とマッチしていて、今のスパガが歌うことに意味のある1曲だと思いました。センターを務めさせていただくのは前回のアルバム以来約4年ぶりなんですけど、この曲でセンターに立てたことはすごく光栄に思っています。

――ラストの新曲「夢限大FOREVER」もスパガらしい曲ですね。

渡邉:最後にもう1曲収録したいねって話になって、候補曲のデモを私と夢梨が聴かせてもらいました。別々に聴いてたんですけど、私が「この曲がいいと思います」と言った曲と夢梨が選んだ曲が同じで、スタッフさんの意見も一致したのでこの曲をレコーディングしました。めちゃくちゃ盛り上がって、キャッチーで、ライブの定番曲になるような曲が欲しいねっていう中で選んだ曲なので、ライブを盛り上げる鉄板曲になったらいいなと思います。

――メンバーの卒業や4期メンバーの加入があって、2019年1月に第4章が始まりましたが、この1年で特に印象的な出来事は?

渡邉:本当にいろんなことをさせていただいたので一つ選ぶのは難しいんですけど、個人的には「ナツカレ★バケーション」のMV撮影で海外に行けたのがうれしかったです。スパガに入って5年経ちますけど初海外なんです。あと、リーダーになったことですね。4期メンバーも含め、みんなしっかりしているので大変だとは思わなかったんですけど、5人卒業したことへの不安と、4章を引っ張っていけるかという気持ちとの葛藤に押し潰されそうになったこともありました。でも、全員センター曲とか写真集発売とか、メンバーが「夢が叶っている」とよく言ってくれるので、うれしさとキラキラ感のおかげでリーダーとしてこの1年やってこられたと思っています。

――3期の阿部さんも後輩ができたことで気持ちに変化がありましたか?

阿部:4期のほとんどが私より年上なんですけど(笑)、ありがたいことに期待していただく声も多くなって、私自身、視野が広くなったなって思います。これまでは自分の目標に向かって一直線に進んできましたけど、その目標に近づくたび周りが広く見えてきました。写真集の発売など自分のやりたかったこともどんどん挑戦させてもらえて、感謝の一年になりました。

――坂林さんはどうでしたか?

坂林:うれしかったこと、楽しかったことがたくさんありました。だからこそ、悔しかったことが印象に残っているんです。ノンストップライブ(8月開催の「ノンストップ全力ライブ2019」)というのがあって。どれぐらいの頻度でやってるのかな?

渡邉:1年に1回。

坂林:絶対?

渡邉:絶対! なんで嘘つくの(笑)。

坂林:すみません(笑)。その1年に1回のノンストップライブでみんなが腰に万歩計をつけて、MC無しのぶっ通しでライブをするんですけど、個人戦とチーム戦があって、チーム戦のご褒美が焼肉だったんです。みんな5000歩とかぐらいで、多くて8000歩ぐらい。私は陸上部だったので自信があったんですけど万歩計を見たら500歩(笑)。そのショックは大きくていまだに消えてません。次は期待してもらって大丈夫です!

渡邉:いやいや、来年同じチームはやめてもらいたいです(笑)。

――井上さんは21stシングル「コングラCHUレーション!!!!」でのセンターという大きな出来事もありました。

井上:芸能活動も初めてで、加入してすぐの右も左もわからない時にすごくいい経験をさせてもらいました。

渡邉:リリースは2月だけど、去年の12月にはMV撮影もしていたからね。

井上:はい。いろんな意見をいただいたことで自分を客観視することもできましたし、成長もできました。あと、アイドルとしてはライブが一番楽しいなって思っていて、TIF(TOKYO IDOL FESTIVAL 2019)に出られたのも夏の大きな思い出です。

――樋口さんはソロライブを実現させたり、達成感のあった年だったのではないでしょうか。

樋口:はい。スパガに入れてアイドルになれたこともそうですし、CDをリリースしたり、写真集を出したり、こうして取材を受けていることもそうですけど、もともとアイドルが好きだったので不思議な感じです。ソロライブは加入前からやりたいと心の中で思っていたことなんですけど、いざ口に出してみるとファンの方が一緒にその夢を追いかけてくれて、皆さんのおかげで実現できました。今度は皆さんの夢を応援できるような歌やパフォーマンスで恩返しできたらいいなと思っています。

渡邉:なづちゃんはオーディションの段階から「歌が好き」って言っていて、加入してからもすごい努力をしてたと思うんです。いつもは同じステージに立っているので、ソロライブを客席から見て、なづちゃんってこんなに大人っぽかったり、切ない表情をするんだなというのが知れて、親目線じゃないですけど、成長したなづちゃんが見られてうれしかったです。

――では、最後に2020年はどんな年にしたいか教えてください。

渡邉:第4章としては2年目になりますが、アイドルグループって2年目が一番大事だと思うんです。1年目は初めてのことばかりでキラキラしていて全てが楽しいので。でも2年目は新鮮さも薄れて難しい部分が出てくると思うので、この2年目の頑張りが今後のカギだと思っています。グループとしては10周年を迎えます。2020年に日本武道館に立ちたいという目標があるんですけど簡単なことじゃなくて難しいことだと分かっています。でも諦めたら終わりなので、その気持ちを持って一歩一歩進んで行きたいですね。今、メンバーみんなが頑張っています。「今のスパガが一番いいね!」とみんなに言ってもらえるグループになりたいと思っていますし、2020年にスパガの全盛期を作っていきたいです!(ザテレビジョン)

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