引用元：スポーツ報知
◆第６４回阪急杯・Ｇ３（３月１日・芝１４００メートル、阪神競馬場）
阪急杯（３月１日、阪神）でライラックカラーに騎乗する木幡育也騎手（２１）＝美浦・藤沢和厩舎＝が人馬そろっての重賞初制覇を狙う。
「先週は巧也も勝ちましたし、それに続けていきたいな、と思います」。２２日のダイヤモンドＳで木幡３兄弟の次男、巧也（２３）が最低人気のミライヘノツバサで重賞２勝目をゲット。兄に負けじと並々ならぬ闘志を燃やしている。
ライラックカラーとは昨年１１月の奥多摩Ｓでコンビを組み、３勝クラスを突破。「４コーナーまで道中いい手応えだった。直線も東京で長かったので、焦らずにいった」と振り返る。２３日には美浦・坂路でまたがり、さらに成長を実感。「トモ（後肢）もしっかりしてきて、そのぶん結果につながってきた」と話す。
これまで重賞は５鞍に騎乗して、すべて２けた着順。阪神遠征はデビュー４年目で２度目、芝のレースは初めてだ。所属する藤沢和厩舎は指揮官の定年まであと２年。「先生の馬で勝ちたいですね」。２１歳の若き鞍上が恩返しの重賞Ｖをもぎとるか。
◆木幡 育也（こわた・いくや）１９９８年９月２１日生まれ、茨城県出身。２１歳。美浦・藤沢和厩舎所属。１７年３月デビューで、同期は川又、富田、武藤、横山武。初勝利は同年４月１５日の福島７Ｒのオージーアイドル。父は元騎手で美浦・杉浦厩舎の初広助手（５４）。兄の初也（２４）、巧也（２３）もＪＲＡ騎手。ＪＲＡ通算３９勝。１５８・５センチ、４７キロ。血液型Ｂ 。 報知新聞社
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