【東京大賞典】ゴールドドリーム「前走より柔らかみある脚捌き」/細江純子コラム

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引用元:netkeiba.com

 有馬記念、皆さまの感想は?

 アーモンドアイが始めての惨敗…。直線で各馬にかわされる姿に言葉を失った方も多かったことでしょう。レース後、普段あまり競馬をなさらない方も注目していたことから、「純ちゃん、あれはどうして?」とのストレートな質問を多数受けました。

 これはあくまでも私の見解ですが、アーモンドアイは本質的に2500mは長いと感じます。でもその一方で、ルメール騎手&国枝厩舎の調整によって培われてきた折り合い面の心配のなさと絶対的なポテンシャルの高さでカバーできると思っていました。

 しかしレースの展開が、アエロリットがかなりのハイペースで先行したことにより、より持久力が必要となる流れとなってしまったことが大きな敗因な気がします。

 それでも勝負所で先行集団の各馬の手が動く中、手応えよく上がっている点は、さすがと能力の高さを感じるものでしたし、最後はルメール騎手も無理をさせなかったこともあっての着順。幸いなことにレース後、異常がないということでしたので、まずはユックリして再び強いアーモンドアイに期待ですね。

 さて話は変わり、2019年の中央競馬も残すところ1日となりました。また今年は日曜日に大井競馬場で行われる東京大賞典をBSフジで放送することにもなりました。

 さぁ冒頭にアーモンドアイの話から適性という言葉がでましたが、今年のホープフルステークスはポテンシャルとしてはコントレイルとワーケアに魅了されますが、中山コースでの適性という意味ではオーソリティが魅力。

 前走の芙蓉ステークスでの勝負所をもったままであがってくる姿に能力の高さと舞台適性を感じました。2頭を負かせるとするならば、この馬かな?と感じています。

 一方の東京大賞典もゴールドドリームとオメガパフュームが実績的にも上位だとは思います。特にゴールドドリームは前走より柔らかみある脚捌きです。

 しかしその一方でアナドレナイと感じるのがケイティブレイブ。昨年暮れの追いこまれた感じの顔つきとは違い、今年は馬の表情にゆとりがあり、かなりの好ケハイ。枠も良いですし一発ありそうな気がしています。

 もう1頭入れるならばモジアナフレイバー。いずれにせよ、馬券はこの4頭をどう買うか?と考えています。

 それでは皆さま、ステキな年末・年始をお過ごしください。今年もご愛読いただき、ありがとうございました。ホソジュンでしたぁ。

 (文:細江純子)

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