元仮面女子・東大生アイドルが政治家になったワケ

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引用元:mainichibooks.com
元仮面女子・東大生アイドルが政治家になったワケ

 東京大学受験生・学生時代から続けてきたアイドル活動を卒業し、渋谷区議会議員として日々、課題を拾い上げようと街を歩き、政策・情報を発信する。

(聞き手=種市房子・編集部)

 ◇「私にしかできない社会を照らす仕事を」

 ◇「受験や政治への挑戦も宣言した以上、やめる選択肢は私にはない」

── 2019年4月の統一地方選・渋谷区議選(定数34)で、「あたらしい党」から立候補し55人中4位で初当選しました。現在の活動状況は。

橋本 議員としての任務である議会活動などの公務と、政治家として自ら行う集会、街頭活動、勉強会、区行事などの政務の2本柱です。政務は裁量に任されており、日によって仕事時間にはばらつきがあります。アイドル時代は政治的発言を周囲から止められていましたが、今は自己責任で政策を主張できます。

── 現在、議会での立場は。

橋本 最大会派の自由民主党(9人)に次ぐ、「シブヤを笑顔にする会」で8人です。長谷部健区長と志を同じくする議員が集った会派で、主に無所属議員が所属します。あたらしい党所属は私だけです。会派とはいえ、党議拘束や「これを言ってはいけない」という縛りもなく、居心地がいいです。

 ◇政策提言心がける

── 19年11月の定例議会では会派を代表して、本会議で代表質問に立ちました。

橋本 代表質問は、会派を代表して区政全般に関する質問をすることです。「質問」という名前ですが、議員として問題意識が問われます。私は、子育て環境、防災、性的マイノリティーや障害者らへの支援体制、観光推進、街づくりなどボリュームいっぱいの質問をしました。

── 代表質問に当たって気を付けたことは?

橋本 「この制度はどうなっていますか」「この政策の実績を数字で教えてください」と質問するのではなく、政策提言を盛り込み、その提言について区執行部の意見をただすという形式を取るようにしたことです。たとえば、福祉人材の確保策についての質問で、介護人材確保のためには、区内の宿舎借り上げや区営住宅提供も有力ではないかと質問しました。

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