【試乗記】メルセデスAMG A45 S 4マチック+に国沢光宏らが試乗! 「市販車最強の2リッター」

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引用元:ENGINE WEB
【試乗記】メルセデスAMG A45 S 4マチック+に国沢光宏らが試乗! 「市販車最強の2リッター」

2019年10月に上陸したメルセデス・ベンツAクラスの最強モデル。メルセデスAMG社のマイスターが最初から最後まで手作業で組み上げた2リッター直4ターボは、なんとリッター200psオーバー! 最高出力421ps/6750rpm、最大トルク500Nm/5000~5250rpmを発生し、8段自動MTを介し4輪を駆動する。0-100㎞/h加速3.9秒! 当然のごとくボディは強化され、外観もエアロパーツで武装する。全長×全幅×全高=4445×1850×1410㎜。ホイールベース=2730㎜。車両重量=1640㎏。車両本体価格=790万円。

【画像】AMG A45 Sは自動車史上最強の2リッター直4だ

国沢光宏の意見! 市販車最強の2リッター 

もう瞬時も迷うことなく自動車史上最強の市販車用2リッター・エンジンであります! 421ps/500Nmと、単純に考えても2.1バールの過給圧を与えている! どんだけ大きいタービン使っているのか? それでいてドッカン・ターボかといえば、全くそんなことない。むしろ300ps級ターボよりアクセル・レスポンスは良いほど。考えてみたらメルセデスって世界最高峰のF1でターボ・エンジン技術を磨いているのだから当然か。

8段ツイン・クラッチの滑らかさやダイレクト感も絶妙! アクセル開けながらマニュアルでシフトアップしていくと、変速の度に「ぼわっ!」という素敵な音を響かせる。車体もエンジンと同じくらい驚いた。Aクラスのカッコをしてるだけで、中身はピュア・スポーツモデル! ボディ骨格から競技車両のような補強を入れているんだと思う。「羊の皮を被った狼」度合いはハンパ無し! 目立つのが嫌いなお金持ちなら標準ボディで乗るのもいいけれど、私ならカッコ良いエアロキット付きの『エディション1』にしますね!

五味康隆の意見! 乗り心地すらいい 

2.1barの超高過給ターボにより、2.0ℓ直列4気筒エンジンで世界最強の421psを誇るA45S。そこから生み出される加速力、速さ、トルク、刺激、排気音など、これらすべて独自の魅力と言っていい。しかし注目はさらに奥深いところにある。コンパクトなボディでこれだけの高出力&高トルクが扱えるのも、すべてはリアの機械式ベクタリングのなせる業だ。

これまで小型車では搭載スペースや重量などが課題となり、機械式ではなくブレーキを使ったベクタリングが主流だった。しかしAMGは最強のエンジンとともにこだわり、激しい走りでも駆動力を減少させずにダイレクトなベクタリング効果を得られる機械式を選んだ。これは旋回力や速さに加えて、脚まわりの過剰な強化を抑えられるメリットもあり、快適な乗り心地すら手中にしている。さらにここに最新の運転支援機構まで付くのだ。唯一の問題は、メルセデス・ベンツの入門モデルとなるAクラスに900万円を払うのは……という固定観念との戦いだろう。

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