新型コロナでアイドル業界に大打撃 ライブに行けないファンの悲しみ

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新型コロナでアイドル業界に大打撃 ライブに行けないファンの悲しみ

 新型コロナウイルス感染拡大で多くの音楽イベントが中止や延期となっているなか、特に大きな影響を受けている業界のひとつが、女性アイドル業界だ。単純にコンサートが中止になるというだけでなく、握手会やサイン会などのイベントも軒並み中止・延期となっている。 当然ながら、アイドルファンたちの生活も大きく変化している。アイドルファン歴20年以上の40代男性会社員・Aさんはこう話す。「ここ何年か、毎週末に1~2本のアイドルのライブに行くという生活を続けていたんですが、2月下旬くらいから行こうと思っていたライブが全部中止になってしまい、途方に暮れています。最近の週末は、家でずっとYouTubeでアイドルの動画配信を見ています」 ライブやイベントが実施できなくなったことは、アイドルグループを抱える芸能事務所にとって大打撃となっている。アイドル事情に詳しいエンタメライターの大塚ナギサ氏が説明する。「現在の女性アイドルの多くは、ライブ活動やそれに伴うグッズの売り上げ、そして握手会などの特典会を伴うCDの売り上げで収益をあげています。ライブや握手会が中止となると、それらの売り上げがほぼゼロになってしまうということなので、今回の騒動は本当に深刻。メディアに多く出ている人気アイドルグループや大手事務所所属のアイドルであればどうにかなるとは思いますが、ライブハウスでの活動が軸となっている小規模アイドルの所属事務所などは、収入ゼロ状態になる可能性もあり、かなり厳しいと思います」 そういった状況に置かれているアイドルを支えるという意味で、ライブに行けなくなった代わりに、CDやグッズをたくさん買うというファンもいる。30代の男性会社員・Bさんはこう話す。「私の場合、これまでライブには行くけど、グッズやCDはあまり買ってなかったんですが、今の状況だとそこにしかお金を払う機会もないので、とりあえずCDを多めに買っています。CDショップで買ったり、公式ネット通販で買ったりです。握手会に行くわけでもないのに、同じCDを複数枚買うのはかなり久しぶりです」

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