アンジュルム室田瑞希、前代未聞の無観客ライヴで笑顔の卒業

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引用元:CDジャーナル
アンジュルム室田瑞希、前代未聞の無観客ライヴで笑顔の卒業

 毎年恒例となっているハロー!プロジェクトのグループ総出演による春のイベント〈ひなフェス〉。2020年は東京・渋谷 明治神宮会館で行なわれる予定でしたが、新型コロナウィルスの感染拡大の影響を受けてイベントは中止、無観客で実施し、その模様が生中継されました。

 そして、今回の〈ひなフェス〉のうち、アンジュルム室田瑞希の卒業公演でもあった〈アンジュルムプレミアム〉のオフィシャル・レポートが届きました。無観客での卒業という前代未聞の状況の中、“らしい衣装”と“らしいパフォーマンス”で元気に卒業という、あらためて室田瑞希という存在のすごさを知らしめるものとなりました。

 なお、コンサートでも披露した室田ソロ・ヴァージョンの「君だけじゃないさ…friends」が主要音楽配信ストアで順次配信リリースされています。

[オフィシャルレポート]
 Hello! Projectのグループ総出演による〈Hello!Project ひなフェス 2020 アンジュルムプレミアム〉のライヴ映像が、3月22日(日)15:30よりCSテレ朝チャンネル1にて生放送された。

 当初は3月20日~22日の3日間、明治神宮会館でイベント開催予定だった〈Hello!Project ひなフェス2020〉。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けイベント中止が発表されたあと、一部の公演については無観客で実施し、その模様を生中継することになった。

 また、本公演は室田瑞希(アンジュルム)の卒業公演でもある。ライヴ序盤ではアンジュルムの様々なシーンでパフォーマンスされてきた「赤いイヤホン」を皮切りに、「泣けないぜ…共感詐欺」「次々続々」と緊張感の中にも情熱が滲み出る美しいステージを披露。MCでは「こうして大好きなアンジュルムのメンバーに囲まれながら歌って踊れるのって幸せですね」と室田瑞希が語った。

 ハロプロ研修生が体当たりで臨む「ありがた迷惑物語」から、ライヴはBEYOOOOONDSのパートへ。ハンディ送風機やピアノ演奏、卓球などのギミックを交えながらがむしゃらな勢いでボルテージを急上昇させていく「アツイ!」から、明るさ一杯に「元年バンジージャンプ」を届けた。つばきファクトリーは桜の開花季節にふさわしい「春恋歌」から「独り占め」と、可憐さ・切なさを巧みに表現して魅せていく。この日は、ライヴ中盤となるカヴァー曲ブロックにもアンジュルム曲が揃った。エキゾチックでパワフルな「恋はアッチャアッチャ」をBEYOOOOONDSがカヴァー。しっくりハマった後にJuice=Juiceが「Uraha=Lover」カヴァーでエモーショナルに攻めた。ソロ曲コーナーでは、Hello! Projectメンバー全員で抽選した中から当選した橋迫 鈴(アンジュルム)が登場。緊張しながらも最年少らしいフレッシュさで「ハピネス ~幸福歓迎~」を披露した。ライヴはハロプロ研修生ユニットによる「スキちゃん」のあと、ふたたび各グループごとのパートへ。

 ここで今月3月30日にラストライブを控え、最後のひなフェス出演となるこぶしファクトリーが登場。お祭りムードなディスコナンバー「桜ナイトフィーバー」からグループの成長を感じさせる大人な一曲「Come with me」と、歌唱力の高さを見せつけながらテンションを底上げしていった。続くJuice=Juiceは4月1日発売のダブルA面シングルから新曲「好きって言ってよ」「ポップミュージック」を披露。現8人体制での唯一のシングルによるセットリストで刺激的なステージを繰り広げた。モーニング娘。’20は同じメロディに異なる歌詞・アレンジをのせた最新曲「LOVEペディア」「人間関係 No way way」を披露。MCでは室田のファンという岡村ほまれが「室田さん大好きです。宇宙一大好き」と叫び、室田へ華を持たせた。

 全グループの出演を終え、ステージには室田瑞希(アンジュルム)がドレス姿で登場。ファンやメンバーへ向けた感謝の手紙を読み上げた。

[手紙]
 まず、卒業コンサートが無観客中継という形になったことを本当に残念に思います。

 でも、ライヴできることに、感謝しています!中継で見てくださっている方、本当にありがとうございます。私は小さい頃、物心ついた頃からずっとアイドルになりたい!と言っていました。スマイレージ 2期メンバーオーディションを初めて受けて、残念ながら落選してしまったけど、やっとの思いでハロプロ研修生になり、アンジュルムに入ることができました!!アンジュルムには、個性のつまった素敵な先輩方が沢山いて、そんな先輩方に囲まれた中で、後輩もどんどん入ってきて、時が経つにつれて、本当に面白いグループだなーと感じるようになりました。

 そんな面白いメンバーに囲まれていたからこそ、乗り越えられたことも沢山あります!アンジュルムのコンサートは愛が溢れています。それは、ステージを一緒に作ってくださったスタッフの皆さんが、沢山私たちに愛を注いでくださっていたからだと思います。本当にありがとうございます!

 それからファンの皆さん。皆さんは私たちメンバーが何をしても笑ってくれて、盛り上げてくださいました。アンジュルムがフェスに出る!ってときも一緒に喜んでくれて熱い応援をしてくださって、本当に感謝しています。

 そしてアンジュルムのみんな!私は、みんなに出会えたことがなによりも嬉しいです!ふわふわした癒しの後輩たち、りんちゃんとはち、れいら!いつもありがとう!そして、しっかり者に見えるけど、ちょっと抜けてるかむ、色んな場所に一緒に行ってくれてありがとう!気遣いが抜群だけど、みんなにかまちょのふなちゃん!MCをいつもまとめてくれてありがとう!ももな!後輩だけど、いつも、ももなから沢山のことを学ばせてもらってます!ありがとう!かみちゃんは、私の初めての後輩です。本当に妹みたいに人懐っこくて、可愛いなと思います!そんな後輩がいて私は幸せ物です!ありがとう!泣き虫なさっちゃん!加入当時は本当に沢山喧嘩していたけど、喧嘩するほど仲が良くて、いつの間にか私の中で戦友って感じでした!いつも足のマッサージありがとう!そして素敵すぎるリーダーのたけさん!たけさんは、本当に尊敬している先輩です!器が大きくて、たけさんを見て、何度もこんな人になりたい!って思ってました!たけさんの言葉に、沢山助けられました!私と出会ってくれてありがとうございます!

 以上!!!
 アンジュルムとして活動してきた約5年間、本当にありがとうございました!アンジュルム、室田瑞希。

 手紙を朗読後、室田は“悲しいときや、落ち込んでしまう時に聞いて励まされた曲”として、「君だけじゃないさ…friends」をソロで歌唱。明るいキャラクターの裏で前向きに進み続けた約5年間に思いを馳せ、瞳をうるませながらも最後に笑顔を見せた。最終ブロックはステージにアンジュルム全員が揃い、「大器晩成」(アンジュルム1stシングル)や「46億年LOVE」、ライヴ大トリの「友よ」まで5曲を披露。視聴者に向け、一心一丸となったパフォーマンスをやり遂げた。

 ライヴを終え、室田瑞希の「みなさん来てください!」という一声で全グループがステージ上へと再登場。竹内朱莉(アンジュルム)の提案で全員手を繋いで挨拶し、室田が「アンジュルムでの約5年間、本当にありがとうございました!」と皆に告げる形でライヴは終演となった。

 3日間連続の無観客ライヴという事態を乗り越え、今年も完走をみた〈ひなフェス〉。なお、22日24時からは室田ソロVer.の「君だけじゃないさ…friends」が主要音楽配信ストアで順次配信リリースされています。

 室田瑞希はアンジュルムを卒業し、今後も芸能活動を継続。グループでの経験を活かしつつ、新しいジャンルへも挑戦して表現の幅を広げていきたいと語っている。

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