傳谷英里香さん、トライアスロンのトランジションを学ぶ。焦らず、素早く!

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傳谷英里香さん、トライアスロンのトランジションを学ぶ。焦らず、素早く!

『傳谷英里香のGo for it!トライアスロン-Road to HONOLULU』第26回●トランジションの手順を覚える(第25回はこちら>>)

【動画】傳谷英里香さんがトランジションを学ぶ

●エリア内のルールを確認し、事前の準備を行なって素早く転換する

 傳谷英里香(でんや・えりか)さんが、ホノルルトライアスロン完走を目指してトレーニングを実施中! 指導担当は、湘南ベルマーレ・トライアスロンチームのヘッドコーチで、アスロニア・トライアスロンアカデミーでもディレクター兼ヘッドコーチを務める中島靖弘コーチ。レッスンの第26回は、トランジション(競技種目の転換)の手順を学びます。

中島靖弘コーチ(以下:中島コーチ)今回は、トライアスロンにおけるスイム、バイク、ランの切り替え、トランジションの手順を学びましょう。あらかじめこの手順を確認しておくと、実際のレースでも慌てることがなくなると思います。

傳谷英里香(以下:傳谷)よろしくお願いします!

中島コーチ まずは、スタート前のセッティングから説明します。レースの会場には、トランジションエリア(競技種目を転換する場所)が設けられていて、そこには自転車が掛けられるバーがあります。自分の番号を確認して自転車を掛けるんですが、注意したいのは自転車のギアを軽くしておくこと。ギアが重いと、スムーズに漕ぎ出すことができなくなってしまいますからね。傳谷 ヘルメットなどはどこに置けばいいですか?

中島コーチ ヘルメットは、スイムからあがってきた時にそのまま装着できる向きにして、自転車に引っ掛けておきましょう。同様にサングラスも向きを合わせて、畳まずにヘルメットの中に置いておくと、すぐに掛けることができます。もうひとつ、裸足で履くシューズも準備が必要です。

傳谷 確かに、レースではスイムが終わっても靴下は履かないですね。

中島コーチ 慣れない裸足で、しかも泳いで疲れている状態ですから、しっかり紐を緩めて、甲の部分の泥除け(タン)も外に出して履きやすくしておきましょう。これも、走ってくる方向にセットするのを忘れないようにしてください。

 準備ができたので、今回はスイムの用意ができませんが、実際のレースの流れで手順を確認していきましょう。まずはスイム→バイクの転換から。海からあがってトランジションエリアに到着したら、シューズ、サングラス、ヘルメットの順に装着していきます。バイクシューズを使用する場合はそれを履きます。ルール上、ヘルメットを被ってからでないと自転車に触ってはいけないので注意してください。

傳谷 慣れないと焦ってしまいますね。

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