あの名作RPGが帰ってきた!『ブレイブリーデフォルトII』体験版に受け継がれたシリーズ原点の魅力6選に迫る

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引用元:インサイド
あの名作RPGが帰ってきた!『ブレイブリーデフォルトII』体験版に受け継がれたシリーズ原点の魅力6選に迫る

コマンド型RPGに大胆なゲームシステムを加え、より高い戦略性と爽快感を確立した3DSソフト『ブレイブリーデフォルト フライングフェアリー』。RPG黄金期を彷彿とさせる雰囲気やアートデザインまで贅沢に盛り込み、多くのゲームファンを虜としました。

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更に、UIの見直しやバトルのテンポアップ、イベントビューワの実装など、100を超える改善を施した『ブレイブリーデフォルト フォーザ・シークウェル』もリリース。スクウェア・エニックスのRPG史に、新たなページを刻みました。

ユーザーからの支持を受け、『ブレイブリーセカンド』や『ブレイブリーアーカイブ ディーズレポート』、『ブレイブリーデフォルト フェアリーズエフェクト』といった関連作品も登場(『ディーズレポート』は、後にサービスを終了)。また、ナンバリング作品となるニンテンドースイッチソフト『ブレイブリーデフォルトII』の発売も決定しています。

『ブレイブリーデフォルトII』は2020年発売予定ですが、魅力の一端に触れられる先行体験版の配信が、先週スタートしました。今回の体験版は、特徴を短時間で味わえる特別バージョンですが、シリーズの原点であり、ファンが愛した1作目の要素を数多く踏襲しています。そこで今回は、『ブレイブリーデフォルト』(フライングフェアリーおよびフォーザ・シークウェル)のどんな要素が体験版に受け継がれたのか、そのポイントをチェックしてみたいと思います。

なお今回の記事は、先行体験版の内容を取り扱っており、製品版とは一部異なる可能性もあるのでご注意ください。

◆3Dキャラの会話劇は、さらに表現豊かに進化!

『ブレイブリーデフォルト』といえば、魅力的なキャラクターたちを思い出す方も多いでしょう。台詞に合わせて身体を動かし、その動作が気持ちをより大きく見せることもしばしば。3Dモデルによる雄弁なアクションが、感情や想いをダイレクトに伝えてくれました。

そんな3Dモデルによる会話劇は、無論『ブレイブリーデフォルトII』でも健在。据え置き機向けになったことでグラフィックがきめ細かくなり、ちょっとした仕草や表情の変化もしっかりと伝わってきます。

完全新作なのでメインキャラも一新されていますが、それぞれ異なる立場や性格を持ち、その凸凹が小気味よく噛み合うやりとりを先行体験版でも垣間見ることができました。3Dモデルによるアクションはバトルシーンでも存分に堪能できますが、会話中の動きもかなり豊かなので、早くも製品版が待ち遠しく感じます。

また、宿屋や武器の売買、情報収集などが行える「町」は、こちらも原点と同様、スケールの大きな描かれ方をしています。といっても、ゲーム的に広いという意味ではなく、建物のサイズ感(特に高さやボリューム)を感じさせる作りになっており、存在感に手応えがある、という言い方が近いかもしれません。

『ブレイブリーデフォルト』の時もサイズ感に目を奪われましたが、今回はその迫力が増しており、町中をぶらつくのがもっと楽しくなりそうです。

◆前借りして一気に殲滅? それともガードを固めて反撃? コマンド形式に新たな刺激をもたらした「ブレイブ」と「デフォルト」

ゲーム性における『ブレイブリーデフォルト』最大の特徴といえば、タイトルにもなっている「ブレイブ」と「デフォルト」の存在。行動(BP)を“貯金”できる防御手段「デフォルト」と、1BPにつき1行動を可能とし、最大で4回まで一気に行動できる「ブレイブ」。この2つのシステムを使いこなし、様々な状況に立ち向かいます。

しかも「ブレイブ」は前借りができるので、「戦闘開始直後に4回攻撃」も可能。ただし、前借り後=BPがマイナス状態だと、順番が回ってきても行動できないので、殲滅しそこねた場合は無防備のまま攻撃を食らい続けることに。前借りだけで倒せればデメリットなく戦闘が終わるので、その見極めも楽しさのひとつです。

BPは「3」まで貯められるため、最初に畳みかけるもよし、ガードに徹した後にたっぷり反撃するもよし、いつでも複数行動ができるようにしてピンチに備えるもよし。白魔法が使える仲間にBPをキープさせておけば、「レイズで蘇生→ケアルラで回復」を一度に行えるので、パーティの立て直しもスムーズです。

攻めるも守るも(BPがある限り)自由自在な『ブレイブリーデフォルト』のバトルシステムは、『ブレイブリーデフォルトII』でも心ゆくまで楽しめます。ちなみに、「ブレイブ」はRボタンで発動できますが、「デフォルト」はコマンドでの指定のみ。半分だけ『フォーザ・シークウェル』仕様になっています。また、ターン制ではなく速度順でのコマンドRPGになっており、新たな変化も確認できました。

<cms-pagelink data-text=”見た目も変わる「ジョブチェンジ」、仲間同士のやりとりが楽しい「パーティチャット」も健在!” data-page=”2” data-class=”center”></cms-pagelink>

◆見た目で選ぶ? それとも戦略的に選択? あれこれ悩むのも楽しい「ジョブチェンジ」

「ブレイブ」「デフォルト」と並び、バトルを大きく左右する要素となる「ジョブチェンジ」も外せません。この体験版では、開始直後に「すっぴん」「モンク」「白魔道士」「黒魔道士」「ヴァンガード」のジョブが選択可能。状況に合わせてジョブを切り替え、それぞれの役割を組み合わせて戦闘に臨みます。

しかも「メインジョブ」とは別に、「サブジョブ」(1作目の「ジョブコマンド」に相当)を設定でき、「白魔法が使えるモンク」「黒魔法で攻撃する白魔道士」など、自分好みの組み合わせを模索する楽しさも。「メインジョブ」に設定するとジョブが成長し、さらにジョブ特性も得られるので、やり甲斐のある試行錯誤が味わえます。ちなみに、ジョブごとに見た目も変わるので、視覚的な変化も嬉しいポイントです。

ストーリーを進めると新たに「シーフ」のジョブも獲得でき、本体験版だけでも様々な組み合わせにチャレンジできます。おそらく製品版では、更に多くジョブが用意されていることでしょう。組み合わせを模索するだけでも、かなりの時間泥棒になりそうです。

◆仲間同士のやりとりが楽しい「パーティチャット」

パーティメンバー同士が会話を交わすシーンは、メインストーリーの展開上でも多々ありますが、それとは別にちょっとした内輪の話で盛り上がることも。このやりとりは「パーティチャット」と呼ばれており、各キャラの内面を深く知る一助となりました。

この「パーティチャット」も『ブレイブリーデフォルトII』に受け継がれ、体験版の範囲でも複数のやりとりを楽しめます。町中はもちろん、ダンジョン攻略中でも発生するので、冒険の合間やひと休みする時に、彼らの会話に耳を傾けてみるのも一興です。

<cms-pagelink data-text=”「シーフ」を得るには、やはり戦いは避けられない? 気になる物語にも、共通の要素が” data-page=”3” data-class=”center”></cms-pagelink>

◆「アスタリスク所持者」との激戦、再び!

シナリオを進めると「シーフ」のジョブが獲得できると前述しましたが、そのためには戦闘が避けられません。そう、「アスタリスク所持者」との戦いに打ち勝つ必要があります。

『ブレイブリーデフォルト』では様々なアスタリスク所持者と戦いましたが、本作でも同様の展開が立ちはだかるようです。今回戦ったのは、シーフのアスタリスクを持つ「バーナード・アルファルド」。

その攻撃力はかなり高く、白魔道士にしていた「アデル」が何度も倒され、買い足した蘇生アイテムも尽きる勢い。また、ガード役にしていたヴァンガードの「グローリア」もノックアウト。このまま全滅かと思ったその時、モンクの「セス」が殴り倒し、なんとか勝利を掴むことができました。体験版は少々難易度高めとのことですが、今回も歯応えのある戦いが楽しめそうです。

ちなみに、アスタリスクを入手するとちょっとしたカットシーンが挿入。シーフ姿のセスも、ダークヒーロー風でなかなか魅力的です。

◆今回の物語も「クリスタル」が主軸に! “本”にまつわるキャラも?

本体験版は、既に4人がパーティを組んでいる状態で幕開け。そのため、各キャラクターの目的などは限られた情報から推察するのみですが、今回も「クリスタル」が大きく関わっているのは間違いなさそうです。

世界の調和を見守っていた「ミューザ」にあった4つのクリスタルが奪われ、国は滅び各地で異変が勃発。そんな折り、「ミューザ」の王女であるグローリアがクリスタル奪回を目指し、セスたちがその旅に同行しているようです。

原点である『ブレイブリーデフォルト』も、クリスタルが重要な役割を果たしていました。『ブレイブリーデフォルトII』でも、クリスタルに関連する物語が展開することでしょう。

また『ブレイブリーデフォルト』では、まるで未来の出来事が記されているような書物「Dの手帳」という存在がありました。この謎めく手帳はプレイヤーの関心を惹きつけ、『ブレイブリーデフォルト』への没入感を後押しします。

「Dの手帳」は、主要キャラのひとり「リングアベル」が持っていましたが、本作でもパーティメンバーの「エルヴィス」が、なんだか気になる書物「魔導書」を所持。この「魔導書」は現時点ではほとんど読めず、新たなアスタリスクを入手することで解読が進む模様です。

「魔導書」がどんな役割を担っているのかは分かりませんが、「Dの手帳」と同じく、シナリオに大きく関わる可能性もあります。「クリスタル」と「書物」が紡ぐのは、如何なる新たな物語なのか。先の展開が実に楽しみです。

『ブレイブリーデフォルトII』が受け継いだ魅力の数々、いかがでしたか。このほかにも、「時間経過で昼夜を繰り返す」「攻撃からサポートまで、多彩な必殺技を用意」など、様々な要素を体験版で確認できます。『ブレイブリーデフォルトII』の発売はまだ先の話になりそうなので、時間に余裕がある方は体験版をプレイし、その醍醐味に直接触れてみるのもお勧めです。

なお、公式サイトでは体験版をプレイした方を対象としたアンケートを実施しています。あなたの意見が製品版に反映されるかもしれないので、より完成度の高い『ブレイブリーデフォルトII』を遊びたい人は、アンケートの回答もお忘れなく。 インサイド 臥待 弦

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