素の初代日産ステージアを20年以上所有! ただし、来年手放すかもしれない理由とは?(2桁ナンバー物語 Vol.3 練馬34の日産 ステージア 後編)

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引用元:GQ JAPAN
素の初代日産ステージアを20年以上所有! ただし、来年手放すかもしれない理由とは?(2桁ナンバー物語 Vol.3 練馬34の日産 ステージア  後編)

近年、ナンバープレートの分類番号(地名のとなりに記載)は3桁が主流になり、2桁は少なくなっている。2桁のクルマは、多くが20年以上所有され続けている場合が多い。20年以上もおなじクルマを乗り続ける理由とは? 第4回は“練馬34”の日産「ステージア」を所有するオーナーをたずねたお話の後編。

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グレードはなんでもよかった

芳我孝雄(はがたかお)さん(71歳)が購入した初代「ステージア」は、1998年(平成9年)型。グレードは、2.0リッター直列6気筒エンジン搭載のエントリーグレード「20G」だ。

「車椅子が載ればよかったので、グレードはこだわりませんでした。エンジンも、2.5リッターやターボは不要で、2.0リッターで十分でしたので」

購入した「20G」は、ほぼノーマル。オプションといえば、フロアマットとカーゴネットぐらい。「カーゴネットは営業マンにお願いして、サービスしてもらいました」とのこと。

エクステリアは、フロントグリルおよびバンパー形状からすると、当時、オプションだったエアロタイプのものだ。

「整備士の資格を持つ息子が、どこからかパーツを調達してきて、勝手に交換したんです。購入直後は、息子がよく乗っていましたね」

ほかにも、リアバンパーの一部に修復した跡が。「以前、追突事故に遭ったときの名残です。それほど大きな傷、凹みにならなかったので、(リアバンパーは)交換しませんでした」と、芳我さんは話す。

ほかにも、ボディには細かな傷や凹みがあるものの、「多少の傷や凹みは気にならないので、そのままにしています」という。芳我さんにとって、ステージアはあくまで実用車だ。

故障や整備状況は?

現在の走行距離は約14万4000km。コンディションを訊くと、「故障はまったくありません。むしろ今の方が、調子はいいかもしれません」と、述べる。整備士の息子さんも時折、コンディションを確認してくれるという。

「大きな故障もまったくないです。2年前、アイドリングが不調になるトラブルに見舞われましたが、プラグを交換したら直りました。部品代と工賃ですか? 1万円かかっていないです」

まめに整備しているのかと思いきや、2年に1度の車検整備のみ。ただし、オイルは5000kmごとに交換しているとのこと。タイヤもまめに交換しているそうだ。

「普段の整備は、長年、大学の後輩が経営している整備工場に依頼しています。車検整備ごとに掛かる費用は、税金と保険で約10万円、整備代が約15~16万円です」

コンディションが好調なうえ、維持費もそれほど要さないため「買い換える理由もなく、ずっと乗りつづけてきました」と、話す。

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