【ヒットの法則219】RS4、S6、S8は、アウディが追求するスポーツモデルの理想形だった

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【ヒットの法則219】RS4、S6、S8は、アウディが追求するスポーツモデルの理想形だった

2006年6月28日、アウディジャパンはアウディスポーツのハイパフォーマンスモデルであるRS4/RS4アバント、S6/S6アバント、S8を発表、その直後の7月1日から3日間にわたり、それらを一気に乗り比べる試乗会をツインリンクもてぎで開催している。そのパフォーマンスを存分に確かめられるように、試乗場所にサーキットを選んだのだった。ここではその試乗の模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2006年9月号より)

【写真】3モデルの内外装をなど詳しく見る(全25点)

ツインリンクもてぎのロードコースに、アウディの最新スポーツモデルが集結した。RS4、S6、S8、それにS4も加わり、それらを一度に乗り比べることができたのだ。

アウディジャパンは、2006年7月1日、2日にツインリンクもてぎで、「アウディアルティメットドライビング@ルマンチャレンジ」というカスタマーと公募によって選ばれた希望者のためのハイパフォーマンスモデル体験試乗イベントを行った。

これは、6月28日に発表され、今年中に日本へ導入される予定の最新スポーツモデル、RS4/S6/S8をいち早く味わってもらおうと開催されたもので、S4もその中に用意されていた。そしてそのイベント終了の翌日に、我々プレス向けの試乗会が実施されたのだ。

用意されていた車両は、RS4は右ハンドル仕様のセダンで、ETCユニットまで装着されていた完全な日本仕様のモデルだ。S6とS8はまだ日本仕様の生産が始まっていないため、ドイツから空輸されてきた完全な本国仕様のモデル。S4はもちろん日本仕様そのものである。

日本で市販されるラインナップとしては、RS4/S6/S8にはセダンとアバントの両タイプが設定されている。しかし今回、試乗車としてツインリンクもてぎのロードコースにあったのは2台のRS4(ともにセダン)、2台のS6(こちらもともにセダン)、2台のS8、1台ずつのS4セダンとS4アバントという8台であった。

試乗は、5チーム×2組に分けて行われた。車両は4台で1組だから、常に1チームは休憩というタイムスケジュールだ。各車とも3~4周ずつという限られた条件下での試乗だった。そのため、存分に走り込めたとはいえないのだが、現在のラインナップ中では最もスポーツ性が高いモデルであるRS4を中心に、そのクルマの解説をしながら、もてぎフルコースを走った「アウディハイパフォーマンスモデル」のインプレッションをお伝えしよう。

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