満たされない…大人になっても抱える女性の憂鬱とは

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引用元:All About
満たされない…大人になっても抱える女性の憂鬱とは

人気アイドルグループ「AKB48」の主要メンバーの何人もが20代後半という事実を知り、驚愕した私ですが、そういわれてみれば、年齢でいえばもう立派な成人なのに、いつまでも思春期の子のように見える女性は珍しくなくなりました。

現代は常識や慣習に縛られずに、自由に自分の行動を決められる時代です。思春期の少女っぽいファッションや文化を楽しめるのも、現代ならではのメリットといえます。

とはいえ、大人なのにいつまでも思春期のような思考、行動を続けていることが、今現在の「なんとなく満たされない気持ち」と結びついているのではないか、と薄々感じている人も多いのではないでしょうか?

◆「みんなと同じ」に安心する思春期

思春期は、親に依存していた子ども時代を卒業し、身近にいる友だちとの対等な関係のなかで、自分の存在意義を確認していく時期。したがって、思春期の特徴の一つが「周りにいる友人からの承認」を求めることです。

小学生の頃までは、親が自分の存在を受け入れ、承認してくれることがいちばんの満足でした。ところが思春期になると、周りの友だちなど、自分と同じ立場にいる他人からの承認の方を気にするようになります。

それはこの思春期に、親に頼らず自分の力で、他人と関わりながら生きていきたいという自立性が芽生えるためです。周りにいる同性の仲間が自分を受け入れ、認めてくれることが、この先、自力で社会を渡っていくための自信につながるのです。

とはいえ、周りの友だちからの承認を得るためには、意外にたくさんの努力が必要になります。仲間外れにされないように、会話や趣味を合わせなければなりませんし、「ダサい子」「ウザいヤツ」といったネガティブなレッテルを貼られないように、ふるまいに気をつけなければなりません。

そのため、思春期の子には周りの友だちと同じ、同調的な行動がたくさん見られます。こうした、「みんなと同じ」という同調性に安心する友だち集団を「チャム・グループ」(同調的な仲間)といいます。

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