話題の「劇団ノーミーツ」にHKT田島芽瑠が参戦 リモート劇で大学生役

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話題の「劇団ノーミーツ」にHKT田島芽瑠が参戦 リモート劇で大学生役

 HKT48の田島芽瑠(20)出演のフルリモート演劇「門外不出モラトリアム」が23日、開幕した。ビデオ会議アプリ「Zoom」上の演劇にいち早く挑戦し、注目を集める「劇団ノーミーツ」初の長編作品。オーディションを突破した田島は主要キャストの一人で、大学4年間をリモートで過ごしたという想定の女子学生・マイ役で出演。モニターの中で、大学生らしい明るい表情や、微妙な心の動きを熱演した。

【別カット写真(3枚)】リモート劇でさまざまな表情を見せる田島芽瑠

 「劇団ノーミーツ」は、新型コロナウイルスの感染拡大で緊急事態宣言が出された直後から活動を開始。舞台演劇の中止が相次ぐ中、「NO密で濃密なひとときを」をテーマに掲げ、打ち合わせから本番までキャスト陣が一度も会わないという「フルリモート」の形で作品を発表している。

 物語の舞台は外出自粛が続いた世界という想定。「リモートキャンパスライフ」で4年間を過ごし、卒業をあと1カ月に控えた、とある大学の最後の講義からスタート。「巣ごもり生活」解消への兆しも見える中、主人公・メグルは淡く切ない恋心から、とある「行動」を決意。そんなメグルの「行動」をきっかけに、リモートでつながり続けた友人たちの関係だけでなく、世界情勢までもが意外な展開を見せる-。

 キャスト陣はそれぞれの自宅で演技を披露。視聴者は、スクリーンショットで画面を撮影し、チャットで感想を述べながら観劇を楽しんだ。

 メグルの友人の一人を演じた芽瑠は、ビデオ通話のたわいもない話で笑ったり、仲良しメンバーと一緒にリモートで遊ぶ計画を練ったりと、同年代の大学生役を熱演。場面転換のたびに衣装を替え、時に涙を見せ、登場人物の思いが交錯する場面では複雑な表情とセリフで画面に引き込んだ。

 リモート演劇は、24日も午後3時と午後9時からの2回上演される。チケット購入は、門外不出モラトリアムの公式サイト=http://nomeets2024.online/=から。(古川泰裕)

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