<井頭愛海>美少女の1人から誰もが知る“女優”へ…国民的美少女、朝ドラを経て“寅次郎の憧れ”を好演

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<井頭愛海>美少女の1人から誰もが知る“女優”へ…国民的美少女、朝ドラを経て“寅次郎の憧れ”を好演

井頭愛海(いがしら・まなみ)という女優をご存じだろうか?

「『べっぴんさん』の反抗期の娘だよね」「あ! X21の子?」「『さくらの親子丼2』の“貞子”でしょ」という声がチラホラ聞こえてくるが、そんな彼女が11月16日に最終回を迎えたドラマ「少年寅次郎」(NHK総合)では、中学生の寅次郎が恋に落ちるお嬢様を好演した。

【写真を見る】バイオリンを構えた美少女マドンナ・井頭愛海

知名度的には、まだ「名前は知らないけど見たことがある女優」の域にいるかもしれないが、数年度「知らない人はいない女優」になる可能性を秘めている。今回、井頭の歴史とその魅力を紹介する。

井頭は、吉本実憂と小澤奈々花の2人がグランプリを受賞した「第13回全日本国民的美少女コンテスト」(2012年)の出身。

現在「騎士竜戦隊リュウソウジャー」(毎週日曜朝9:30-10:00、テレビ朝日系)で、リュウソウピンク/アスナを演じている尾碕真花と共に審査員特別賞を受賞し、同コンテストのファイナリストで結成された次世代ユニット・X21のメンバーに。2018年秋の解散まで活動してきた。

そのかたわら女優としても活動を始め、2013年に映画「おしん」で女優デビュー。

2016年には「鴨川食堂」でヒロインの少女時代を演じて注目を集め、2016年度後期の連続テレビ小説「べっぴんさん」(2016-2017年、NHK総合ほか)では、芳根京子演じるヒロインの娘・坂東さくら役を務め、大きな話題に。

反抗期の娘を絶妙な“生意気加減”で体現し、視聴者を大いにヤキモキさせた。

その後も、2017年10月期「明日の約束」(フジテレビ系)や「パフェちっく!」(2018年、FODほか)で存在感を示し、オトナの土ドラ「さくらの親子丼2」(2018-2019年、フジテレビ系)の“貞子”こと竹園あゆみ役などで、着実にキャリアを重ねてきた。

他に、同じ事務所の吉本や小芝風花らが歴任した「センバツ応援ポスター」「センバツ応援イメージキャラクター」(2016年)を務めたことも。

■ 名作と話題の「少年寅次郎」で注目

そんな彼女が、11月16日に最終回を迎えたドラマ「少年寅次郎」で、寅次郎が淡い恋心を抱くマドンナ・夏子を好演。

本作は、国民的映画「男はつらいよ」シリーズで監督を務めた山田洋次が、主人公・寅次郎の少年期を描いた「悪童 小説寅次郎の告白」をドラマ化したもの。

井上真央が寅次郎の母役で主演を務め、寅次郎の出生の秘密から戦争を挟んだ“悪ガキ”時代、妹・さくらに見送られて葛飾柴又から旅立つまでを描き、ヒットメーカー・岡田惠和の愛情のスパイスが効いた脚本も相まってドラマ通からも注目を集めた。

そこでバイオリンをたしなむ美少女・夏子を演じた井頭。

「べっぴんさん」のさくらにしても、今回の夏子にしても、持ち前のちょっぴり古風な顔立ちが生かされ、一昔前の“べっぴんさん”然とした役がハマり、SNSなどでも「夏子役の娘かわいい」「井頭愛海っていいよね」「お嬢様役が似合う」「和風美少女」などと、話題に。

実際、彼女を取材したことがある芸能ライターの尾形正奈氏は「人懐っこい笑顔、大阪出身らしいノリの良さ、トーク、ふとカメラを向けた時のアンニュイな表情、スター性は大いに感じた」と語っている。

また、同氏は「さくらの親子丼2」で演じた“貞子”役が特に引き付けられたようで「何かを秘めた強い目つきと、気が抜けた場面の可憐さのギャップがいい。『少年寅次郎』では裏表のない美少女を見事に演じ切った。あの無邪気な笑顔に惚れない人っているんですか?」と興奮を隠さない。

美女の取材を多くこなしてきたライターを虜(とりこ)にする井頭。これまでどちらかといえば脇で輝きを放ってきたが、2020年公開の「鬼ガール!!」では、満を持して堂々“センター”(初主演)を務める。

そんな井頭は「べっぴんさん」当時のインタビューで、こう語っていた。

「もっともっと上を目指して、たくさんの方に井頭愛海という名前を知っていただいて、そしていつかはすごく憧れてもらえるような女優さんになれたらいいなと思います」

2018年秋にアイドルを卒業し、2019年春には高校も卒業。この秋、寅次郎の憧れのマドンナという役を好演したことにより、“憧れてもらえる女優”への道を一歩進んだと言っていい。

念願の初主演で、“元X21の1人”から“実力派女優・井頭愛海”へ。輝かしい未来に向かって突き進む。(ザテレビジョン)

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