【古市憲寿 結婚の正体をさがして】古市さんに抜き打ちインタビュー!「結婚とレーシック手術は同じかもしれない !?」

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引用元:with online
【古市憲寿 結婚の正体をさがして】古市さんに抜き打ちインタビュー!「結婚とレーシック手術は同じかもしれない !?」

毎回、結婚に一家言を持つゲストを招いてきたこの連載も、気づけばスタートから1年。世の女子を悩ませる“結婚”の正体にどれほど迫れているのか? 今回は古市さんに抜き打ちインタビュー! 【古市憲寿 結婚の正体をさがして】古市さんに抜き打ちインタビュー!「結婚とレーシック手術は同じかもしれない !?」 イラスト/死後くん

この連載を通してますます結婚願望が弱まりつつあります

with(以下・w) 「過去11回の対談で、印象に残っているゲストは誰ですか?」

古市さん(以下・古) 「ぱっと思い浮かぶのは元NMB48の須藤凜々花さん。運命を信じないと一生結婚なんてできないと言っていたのが印象的でした。世の中には星の数ほど男性がいる、誰が正解かなんて分からない。だったら結婚相手を運命だと思い込んだほうが幸せになれるという考え方は腑に落ちました」

w 「須藤さんは『結婚すると無敵になれる』という力強いコメントも発していましたよね」

古 「2~3年後にも同じことを言っているのか、すごく気になりますよね。一方で、独身時代から無敵だったLiLiCoさんみたいな人もいるわけだし(笑)。大久保佳代子さんも自由を謳歌していて、僕にはとても幸せそうに見えました。だから個人的には、この連載を通してますます結婚願望が弱まりつつあります」

w 「じつは最終回で古市さんに婚約発表してもらうことを目標にしていたのですが……まだまだ道のりは長そうですね」

古 「『結婚で人生が何もかも激変しました!』という人に出会ったら、考え方が変わるかもしれません。だって、これまで対談してきた人たちは、婚姻届を出す前から幸せな交際をしていた。つまり結婚したことによって幸せになれたわけではないと思うんですよ」 【古市憲寿 結婚の正体をさがして】古市さんに抜き打ちインタビュー!「結婚とレーシック手術は同じかもしれない !?」 イラスト/死後くん

結婚とレーシック手術は同じかもしれない !?

w 「『結婚を過大評価するな』ということですか?」

古 「そうですね。僕はレーシックの手術を受けたときに、その後の人生はガラリと変わると思っていたんですよ。視界も開けるし、世界の見え方も変わって、出会いも広がるのではないかと。でも実際は、当たり前ですけど、視力が良くなっただけ(笑)。結婚も同じような気がしていて、ただ『一緒に暮らす人が増えるだけ』かもしれません。それが結婚の正体なのでは? 少なくとも、人生に決定的な影響を及ぼすものではないように思えるんですよ」

w 「では、古市さんが『こういう人なら結婚してもいいかも』と思うのはどんな女性ですか?」

古 「……収入が高い人かな」

w 「知的レベルや金銭感覚が自分に合って、尊敬できる人が良いということですかね?」

古 「そうですね。あとは、前も言いましたけど、結婚しても玄関は分けたいな。同じマンションの別の部屋での別居婚が理想です」

w 「そう思って、次回は別居婚生活を公言している女性と対談していただく予定です」

古 「それは楽しみですね。まあ、僕が憧れるような話になるとは思いませんけど(笑)。結婚のカタチも多様化していますし、今後もいろんな人にお会いして読者の皆さんと一緒に見識を深めていきたいと思います」

古市憲寿さん

’85年東京都生まれ。社会学者。若者の生態を的確に描出し、クールに擁護した『絶望の国の幸福な若者たち』(講談社)で注目される。初の小説『平成くん、さようなら』に続き、『百の夜は跳ねて』が芥川賞にノミネートされた。

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