今や死語!? キャブレターや逆ハンなど現在は使わない自動車用語8選【アイドル総合】

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引用元:Auto Messe Web
今や死語!? キャブレターや逆ハンなど現在は使わない自動車用語8選

「言葉は生き物」と言われるとおり栄枯盛衰というものがある。昔のクルマ好きなら誰もが使っていたような言葉も、技術の進歩、時代の流れで使われなくなり、死語になりつつあるフレーズがいくつかある。そんな自動車用語のスポーツカー編をピックアップしてみよう。

いまやタクシーだけとなったフェンダーミラー【画像7枚】 今や死語!? キャブレターや逆ハンなど現在は使わない自動車用語8選 空気と燃料費の混合比を見つけ出すことがキャブレター車のコンディションを保つ方法だった

ジェッティング

 まだキャブレターのクルマが多かった時代のこと。キャブレターのジェットニードルの変更をするセッティング=ジェッティングはチューニングの基本だった。いわゆる「ソレ・タコ・デュアル(ソレックス製キャブレター、タコ足=エキマニ、デュアルマフラー)」がチューニングの定番。これらが三種の神器といわれた頃は、キャブレターをソレックスなどのスポーツキャブに交換し、そのセッティングを出すのを重視していた。今のクルマは、燃調も点火時期もECUが制御するので、ECUチューンが基本となる。 今や死語!? キャブレターや逆ハンなど現在は使わない自動車用語8選 90年代のターボ車に多く装着されていたターボタイマー

アフターアイドル

 かつてのアイドルだった中年タレント……という意味ではない。ターボ車でハードに走ったあと、すぐにエンジンを止めずに、しばらくアイドリング状態をキープすることだ。高回転で回っていたターボは高温になり、エンジンを停止するとタービンの軸受けが焼き付いてしまうことがあった。そこで、エンジンを止めずにターボの軸受けにオイルを供給し続けるメンテナンス法&気配りをしていたのだ。

 また、イグニッションキーを切っても、数分間自動的にアイドリングを続ける「ターボタイマー」という機器も流行ったが、今やストリートカーよりも何倍も過酷な条件下で走るレーシングカーでさえ、レースではピットで止まった途端にエンジンを切る時代なので、いまのクルマには基本的に不要……。 今や死語!? キャブレターや逆ハンなど現在は使わない自動車用語8選 ミッションに負担を与えないために昔はダブルクラッチを踏んでいた

ダブルクラッチ

 MT車でシフトチェンジをするときに、いわゆるギヤ鳴りを防ぐためのテクニック。変速時に、クラッチを踏んで(切って)シフトレバーをニュートラルの位置に動かしたとき、一度クラッチをつないで、再度クラッチを切ってから2速に入れる。1回のシフトチェンジに2回クラッチを踏むのでダブルクラッチという。

 シンクロの弱いクルマ、シンクロが摩耗してしまったクルマには必要だったが、いまのクルマでダブルクラッチを使わないとギヤ鳴りするというクルマは、ミッションのオーバーホールを考えた方がいい。

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