こぶしファクトリー5年の歴史に幕 無観客で解散ライブ「こぶしは永久に不滅です!」

[AdSense2]

引用元:オリコン
こぶしファクトリー5年の歴史に幕 無観客で解散ライブ「こぶしは永久に不滅です!」

 ハロー!プロジェクトのアイドルグループ・こぶしファクトリーが30日、TOKYO DOME CITY HALLで解散ライブ『こぶしファクトリー ライブ 2020 ~The Final Ring!~』を無観客で開催し、同公演をもって2015年1月の結成から約5年3ヶ月のグループの歴史に幕を下ろした。

【写真】全34曲を熱唱 こぶしファクトリー解散ライブ

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、無念の無観客での開催となったが、ライブの模様はCSテレ朝チャンネル1で生放送。全国でライブビューイングも行われた。

 リーダーの広瀬彩海(20)は「無観客ライブになってしまったことがすごく残念ですし、皆さんに会いたい気持ちでいっぱいなんですが、全国にこぶし魂を見せつけてやりたいと思います! 皆さん一緒に伝説を作りましょう」とカメラの向こう側のファンに呼びかけた。

 これまでライブでアカペラを披露してきたこぶしファクトリーは、集大成として最初で最後のアカペラメドレーに挑戦。井上玲音(18)のボイスパーカッションにあわせて、広瀬、野村みな美(20)、浜浦彩乃(19)、和田桜子(19)の4人がボーカルとコーラスを重ね合わせ、「LOVEマシーン」から「桜ナイトフィーバー」まで6曲を約7分間ノンストップで披露した。

 中盤では画面越しのファンの反応を知るためタブレットを持ち込み、SNSに投稿されたコメントを拾いながらトークする一幕も。「#こぶし330」がツイッターのトレンド1位となり、メンバーと“こぶし組”と呼ばれるファンで喜びを分かち合った。

 アンコールではメンバー5人が“こぶし”の花のように真っ白なドレスに身を包んでステージに再登場。ライブタオルを掲げながら「明日の私は今日より綺麗」を歌い上げると、一人ひとりが最後のメッセージを語り始めた。

 唯一ハロプロに残ることを決めた最年少の井上は「いつ再結成してもいいように私が居場所を作りたいと思ってます。今日が新たなスタートライン。まだまだ私の成長は止まらないよと宣言します。これからも5人をよろしくお願いします」と涙ながらにあいさつ。

 一方、このステージをもって芸能界を引退する和田は「みんなにとっても感謝しています。グループとしては雨降って地固まれて、(磨いた泥団子のように)ピカピカ感を出せました。これからは“一般人(こぶしファクトリー)”として生きていきます。ありがとうございました」と伝えた。

 今後は女優・モデルとしてソロで活動する浜浦は「こぶしのライブが一番好きでした。本当に楽しくて、ライブに対しての思いが一つなんです。こぶし組の皆さんの思いが伝わってたからかな。これからいろんなことに挑戦して、新たな自分の可能性を広げていけるように頑張りたいと思います」と意気込んだ。

 海外留学を決めた野村は、用意してきた手紙を読み上げ「開演前に強気な言葉を言い聞かせるこぶしが好きでした。私は一人でもやるぞ!という人間ですが、みんながそう言ってくれることで心強くて無敵になった気がしました」「これまでマイペースすぎる私を受け入れて甘えさせてくださったみなさん、ありがとうございました。とても幸せ者でした」と感謝の思いを伝えた。

 事務所を離れ、しばらくフリーになることを決めているリーダーの広瀬は涙で顔をくしゃくしゃにしながら「寂しくて寂しくて仕方ないです。でも、いつかみんなに会えるように頑張らなきゃいけないと思っています。これからは前を向いて、こぶしファクトリーらしく歩いていきます。5年間本当に幸せでした。幸せな時間を本当にありがとうございました」と一礼した。

 グループの象徴的なナンバー「辛夷の花」を歌い上げると、最後は全員で円陣を組み、こぶしファクトリーらしく「笑って、歌って、踊って、跳んで、元気になれる」前向きなナンバー「シャララ!やれるはずさ」で締めくくり。メドレー含む全34曲を届けた5人は「こぶしは永久に不滅です!」とガッツポーズをみせ、終止符を打った。

コメント

タイトルとURLをコピーしました