コリアンタウン・新大久保を愛する八田靖史さんと香穂さん 伝統料理から「映える」最新グルメまで語り尽くす!【アイドル総合】

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引用元:好書好日
コリアンタウン・新大久保を愛する八田靖史さんと香穂さん 伝統料理から「映える」最新グルメまで語り尽くす!

 韓国関係の店約600軒が立ち並ぶコリアンタウン、東京・新大久保。韓流ブーム以前からこの街に通うコリアン・フード・コラムニストの八田靖史さんが、韓国に暮らすオモニ(お母さん)たちの料理を紹介する新刊『韓国かあさんの味とレシピ』(誠文堂新光社)を刊行しました。新大久保のイケメンとグルメをテーマにした漫画『新大久保で会いましょう』(2018~19年連載、全2巻、講談社)を発表した漫画家の香穂さんは、5年前に突然K-POPにハマり、毎日のように新大久保を訪れています。そんな新大久保を愛する2人に、伝統的な韓国料理から、インスタ映えする最新グルメまで、新大久保の韓国料理店「チャムナム家」でたっぷり語ってもらいました。

【写真】韓国食通の八田さん×香穂さんの対談の様子はこちら!

まずはタットリタンをどうぞ

――もともとお二人はお知り合いだったそうですね。

八田 香穂さんの『新大久保で会いましょう』を読んで、僕からSNSでメッセージを送ったのが最初ですね。2019年9月ごろかな。

香穂 私は18年にテレビ番組「マツコの知らない世界」に八田さんが出演して、新大久保グルメを紹介しているのを見ていました。「こんなすごい人がいるんだ」と思っていたので、まさかご本人からメッセージが来るなんて。それから何度か食事会などでご一緒しましたよね。

――この「チャムナム家」は、八田さんが昔から通うお店だと聞きました。

八田 韓国留学から帰ってきて、01年に新大久保の韓国料理店でアルバイトを始めたんです。ヨン様に代表される第1次韓流ブームが03年ごろからですから、まだその前ですね。韓国関連のお店もずっと少なくて、歌舞伎町のすぐ裏だし、今みたいに女性が来るような街ではありませんでした。

香穂 今じゃJK(女子高生)が当たり前に歩いていますからね。

八田 そのころ、韓国人の友人たちと来ていたのがこの「チャムナム家」です。お店を開いたお母さん、ユン・ヨンエさんは今、韓国・全羅南道で暮らしていて、『韓国かあさんの味とレシピ』にも登場してもらっています。05年からは親戚のお母さんがお店を引き継ぎ、創業時からの名物、タットリタン(鶏肉と野菜の鍋料理)の味も守っています。香穂さん、ぜひ召し上がってください。エゴマの粉がたっぷり入っているので、コクがあって、おいしいですよ。

香穂 エゴマは韓国料理に欠かせない食材ですよね。近くに住んでいるので、よく新大久保のスーパーで買い物をするんですが、日本ではあまり見ない食材が並んでいて、おもしろいです。6月ごろになると、袋に詰められた青梅が売られていて、「韓国でも梅酒を作るんだ」って思っていたんですけど、八田さんの本を読んで分かりました。砂糖漬けにして、梅エキスを作るんですね。

八田 韓国ではどの家庭でも作るそうです。料理の甘みは全部この梅エキスで付けて、日本で言うところのミリンみたいなものでしょうか。

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