NHK紅白歌合戦“卒業歌手”がこんなに 大晦日はウラ番組で大活躍

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NHK紅白歌合戦“卒業歌手”がこんなに 大晦日はウラ番組で大活躍

 昨年の大みそかに躍進を遂げていたのは紅白卒業歌手の面々だった。

「第70回 NHK紅白歌合戦」(NHK総合)は、歴代ワーストの視聴率を記録。そのウラで、「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル! 絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!」(日本テレビ系)は、第1部(午後6時半~9時)が16.2%、第2部(午後9~深夜0時半)が14.6%と高視聴率を叩きだし、民放横並びでトップを堅守(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。「ガキ使」年末大型特番シリーズは10年連続の首位だ。

「元紅白歌手」と呼ばれるようになった、元SMAPの3人だが、昨年末はネットをザワつかせるほど強烈な容貌をさらし、「紅白」を完全に食った形だ。

「ガキ使」には、SMAPがまだ「紅白」連続出場をしていた15年に中居正広(47)が出演。「紅白」が始まるまでの冒頭およそ35分で、女性コンビ芸人のおかずクラブ・オカリナ(35)とキスするというサプライズで爪痕を残した。今回、これに続いたのが「新しい地図」の草彅剛(45)、香取慎吾(42)、稲垣吾郎(46)である。

 草彅は中居と同じバスのシーンで、「全裸監督」(Netflix)の村西とおる監督(71)に扮して、白パンツ一丁姿。香取は白パンが丸見えの超ミニスカ姿で登場した。稲垣は「キングオブコント2019」王者・どぶろっくの優勝歌ネタを完コピして、「大きなイチモツをください」とミュージカル調で大熱唱。アイドル時代にはありえない股間を膨張させる演出も体当たりで臨んだ。

■令和2年は脱紅白に拍車か?

 同じく元紅白歌手で、15年に落選した際に「卒業」と表現したことでNHKを“敵”に回した、ももクロことももいろクローバーZ。08年のデビューから「紅白」出場を目標に掲げていたが、落選すると手のひら返しで、17年に多くの元紅白アーティストも招いた自社フェス「ももクロ歌合戦」を立ち上げた。昨年末で3回目となったがBS日テレ、フジテレビNEXTが生放送。AmebaTVはぶちぬき10時間の完全生配信をして、ツイッターで何度もトレンドワードに上がった。

「地上波衰退の未来を見越した新しい地図と、ももクロは何年も前からネット番組を強化していて、成功につなげています。対して、民放で次期視聴率女王の呼び声が高いのは、バイオリニストの高嶋ちさ子(51)。昨年末の裏紅白では、「ザワつく!大晦日 一茂良純ちさ子の会 2019日本の迷惑問題を全部ぶった斬る!」(テレビ朝日系)が民放2位の大健闘。18年に放映された「1周回って知らない話」(日本テレビ系)で、音楽ディレクターの父、ダウン症の姉との家族に密着した回は瞬間最高視聴率18.5%をマークして、番組史上最高を叩きだしています」(テレビ関係者)

 新毒舌クイーン・高嶋は、日テレ、テレ朝にとって“数字の成る木”。また、元SMAPの3人は完全に息を吹き返し、地上波復帰がささやかれている。令和2年のキーマンは脱紅白か。

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