「彼女とデートなう。に使っていいよ」の生みの親…でんぱ組.inc鹿目凛「サ道」を極め中？

さまざまな趣味と娯楽の奥深い世界をご紹介するTOKYO FMの番組「ピートのふしぎなガレージ」。1月4日（土）放送のテーマは「ネズミ」。でんぱ組.incの鹿目凛（かなめ・りん）さんの「人となり」を掘り下げました。
（TOKYO FM「ピートのふしぎなガレージ」2020年1月4日（土）放送より）

── 鹿目さんは今年、年女と伺いましたが

いやいや、でんぱ組.incは年齢非公開なので、年女とかはわからないんですけど、今回は一応、ネズミ担当としてやってきました（笑）。

でんぱ組.incは、6人組のアイドルグループ。みんな「何かのオタク」というのが特徴で、ゲームやコスプレ、アニメなど、それぞれに好きなジャンルがあるんです。私は「ぺろりん先生」というペンネームで、ファン（アイドルオタク）のあるあるネタをイラストや漫画で描いています。

オタクという言葉にはみんな偏見を持ちがちです。でも、私は何かに没頭したり応援している人を指すいい言葉だと思います。そういう気持ちを込めて、私は自分のイラストを「オタクイラスト」と呼んでいます。オタクの明るいイメージが、私のイラストを通して伝われば嬉しいですね。

── 「彼女とデートなう。に使っていいよ」って鹿目さんが生みの親なんですね！

実はそうなんです。最初のきっかけは、友達と焼肉を食べていたときに撮った写真が想像以上に盛れていたことでした。せっかくだからTwitterにあげるときに、“なんて書いたらバズるだろう”と考えて「彼女と焼肉なう。って使っていいよ」と書いたんです。後で「彼女と焼肉なう」を検索したら、みんなめちゃくちゃ使っていて驚きました。

私のことを知らない人が友達のツイートを見て「お前、彼女できたの？ 可愛くない!?」って驚いたり、ネタばらしをしてでんぱ組.incの鹿目凛を知ってもらって、私自身もフォローしてもらったりと、すごく盛り上がったんです。私としては「彼女と○○なう」のほうがメインだったので、「使っていいよ」のほうが流行ったのはまさかの展開でしたけど。

その後もいろいろな写真を「使っていいよ」ってあげましたが、（自分は）1人暮らしなので撮ってくれる人がいないのが大変でした。他撮り風にするために手首を頑張ってひねりながら「彼女が料理作ってくれてるなう。に使っていいよ」みたいな写真を撮って、50～60枚も撮ったなかから2枚をチョイスして、（SNSに）あげていましたね。

── 最近、鹿目さんがハマっていることはありますか？

サウナです。サウナからの水風呂で自律神経も整うようになりました。1時間前まですごく辛かったのに、サウナに入った瞬間にどうでもよくなって頑張れるんです。寒暖差で鼻水が出てしまう体質も、サウナと水風呂で治まりました。大事なワンマンライブの前日はサウナで整えて、終わった後もサウナで疲れを癒やす。そんなサウナの良さも伝えていけたらなと思っています。